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ユーザーのタイム ゾーンの設定

 

公開日: 2017年1月

対象: Dynamics 365 (online)、Dynamics 365 (on-premises)、Dynamics CRM 2016、Dynamics CRM Online

Microsoft Dynamics 365 でユーザー のタイム ゾーンの設定を指定するには、UserSettings エンティティを使用します。 タイム ゾーンに関連する UserSettings エンティティについて、次の属性が公開されています。UserSettings エンティティのタイム ゾーン属性のデータ型はすべて Integer です。

属性名

説明

TimeZoneBias

ユーザーのローカル タイム ゾーンの調整です。TimeZoneCode 属性でユーザーに対して指定されたタイム ゾーンに基づいて、システムによって計算されます。

TimeZoneCode

ユーザーのローカル タイム ゾーン コードです。

Dynamics 365 でサポートされるタイム ゾーン コード値の一覧については、TimeZoneDefinition.TimeZoneCode 属性を使用します。TimeZoneDefinition.StandardName 属性には、対応するタイム ゾーン コードの標準名が格納されています。詳細:タイム ゾーンのエンティティ

TimeZoneDaylightBias

ユーザーのローカル タイム ゾーンの夏時間調整です。TimeZoneCode 属性でユーザーに対して指定されたタイム ゾーンに基づいて、システムによって計算されます。

TimeZoneDaylightDay

ローカル タイム ゾーンによって夏時間がユーザーに対して有効になる、の最初、2 番目、3 番目、4 番目、または 5 番目の発生。の値は TimeZoneDaylightDayOfWeek 属性とTimeZoneDaylightMonth 属性からそれぞれ取り込まれて、有効日が決定します。TimeZoneCode 属性でユーザーに対して指定されたタイム ゾーンに基づいて、システムによって計算されます。

たとえば、アメリカ東部標準時 (EST) タイム ゾーンの場合は、以下の属性値を考慮してください。

  • TimeZoneDaylightDay: 2 //2 番目の発生を示します

  • TimeZoneDaylightDayOfWeek: 0 //最初の曜日 (日曜日) を示します

  • TimeZoneDaylightMonth: 3 //3 番目の月 (3 月) を示します

これは、夏時間が 3 月の第 2 日曜日である、2015 年 3 月 8 日に有効になることを意味します。

TimeZoneDaylightDayOfWeek

曜日 (日曜日 =0、月曜日 =1...) ローカル タイム ゾーンによって夏時間がユーザーに対して有効になる の値は、TimeZoneDaylightMonth 属性から取得され、TimeZoneDaylightDay 属性値といっしょに使用されて、有効日が決まります。TimeZoneCode 属性でユーザーに対して指定されたタイム ゾーンに基づいて、システムによって計算されます。

TimeZoneDaylightDay プロパティの例を参照してください。

TimeZoneDaylightHour

ローカル タイム ゾーンによって夏時間がユーザーに対して有効になる時間。TimeZoneCode 属性でユーザーに対して指定されたタイム ゾーンに基づいて、システムによって計算されます。

TimeZoneDaylightMinute

ローカル タイム ゾーンによって夏時間がユーザーに対して有効になる分。TimeZoneCode 属性でユーザーに対して指定されたタイム ゾーンに基づいて、システムによって計算されます。

TimeZoneDaylightMonth

月 (1 月 =1、2 月 =2、...) ローカル タイム ゾーンによって夏時間がユーザーに対して有効になるとき。TimeZoneDaylightDay 属性および TimeZoneDaylightDayOfWeek 属性といっしょに使用されて、有効日を決定します。TimeZoneCode 属性でユーザーに対して指定されたタイム ゾーンに基づいて、システムによって計算されます。

たとえば、アメリカ東部標準時 (EST) タイム ゾーンの場合は、以下の属性値を考慮してください。

  • TimeZoneDaylightDay: 2 //2 番目の発生を示します

  • TimeZoneDaylightDayOfWeek: 0 //最初の曜日 (日曜日) を示します

  • TimeZoneDaylightMonth: 3 //3 番目の月 (3 月) を示します

これは、夏時間が 3 月の第 2 日曜日である、2015 年 3 月 8 日に有効になることを意味します。

TimeZoneDaylightSecond

ローカル タイム ゾーンによって夏時間がユーザーに対して有効になる秒。TimeZoneCode 属性でユーザーに対して指定されたタイム ゾーンに基づいて、システムによって計算されます。

TimeZoneDaylightYear

ユーザーのローカル タイム ゾーンの夏時間の年です。 0 に設定され、毎年を指定します。TimeZoneCode 属性でユーザーに対して指定されたタイム ゾーンに基づいて、システムによって計算されます。

TimeZoneStandardBias

ユーザーのローカル タイム ゾーンの標準時の時差です。TimeZoneCode 属性でユーザーに対して指定されたタイム ゾーンに基づいて、システムによって計算されます。

TimeZoneStandardDay

ローカル タイム ゾーンによって標準時がユーザーに対して有効になる、の最初、2 番目、3 番目、4 番目、または 5 番目の発生。の値は TimeZoneStandardDayOfWeek 属性とTimeZoneStandardMonth 属性からそれぞれ取り込まれて、有効日が決定します。TimeZoneCode 属性でユーザーに対して指定されたタイム ゾーンに基づいて、システムによって計算されます。

たとえば、アメリカ東部標準時 (EST) タイム ゾーンの場合は、以下の属性値を考慮してください。

  • TimeZoneStandardDay: 1 //最初の発生を示します

  • TimeZoneStandardDayOfWeek: 0 //最初の曜日 (日曜日) を示します

  • TimeZoneStandardMonth: 11 // 11 番目の月 (11 月) を示します

これは、標準時が 11 月の第 1 日曜日である、2015 年 11 月 1 日に有効になることを意味します。

TimeZoneStandardDayOfWeek

曜日 (日曜日 =0、月曜日 =1...) ローカル タイム ゾーンによって標準時がユーザーに対して有効になる の値は、TimeZoneStandardMonth 属性から取得され、TimeZoneStandardDay 属性値といっしょに使用されて、有効日が決まります。TimeZoneCode 属性でユーザーに対して指定されたタイム ゾーンに基づいて、システムによって計算されます。

TimeZoneStandardDay プロパティの例を参照してください。

TimeZoneStandardHour

ローカル タイム ゾーンによって標準時がユーザーに対して有効になる時間。TimeZoneCode 属性でユーザーに対して指定されたタイム ゾーンに基づいて、システムによって計算されます。

TimeZoneStandardMinute

ローカル タイム ゾーンによって標準時がユーザーに対して有効になる分。TimeZoneCode 属性でユーザーに対して指定されたタイム ゾーンに基づいて、システムによって計算されます。

TimeZoneStandardMonth

月 (1 月 =1、2 月 =2、...) ローカル タイム ゾーンによって標準時がユーザーに対して有効になるとき。TimeZoneStandardDay 属性および TimeZoneStandardDayOfWeek 属性といっしょに使用されて、有効日を決定します。TimeZoneCode 属性でユーザーに対して指定されたタイム ゾーンに基づいて、システムによって計算されます。

たとえば、アメリカ東部標準時 (EST) タイム ゾーンの場合は、以下の属性値を考慮してください。

  • TimeZoneDaylightDay: 1 //最初の発生を示します

  • TimeZoneDaylightDayOfWeek: 0 //最初の曜日 (日曜日) を示します

  • TimeZoneDaylightMonth: 11 // 11 番目の月 (11 月) を示します

これは、標準時が 11 月の第 1 日曜日である、2015 年 11 月 1 日に有効になることを意味します。

TimeZoneStandardSecond

ローカル タイム ゾーンによって標準時がユーザーに対して有効になる秒。TimeZoneCode 属性でユーザーに対して指定されたタイム ゾーンに基づいて、システムによって計算されます。

TimeZoneStandardYear

ユーザーのローカル タイム ゾーンの標準時 (年) です。 0 に設定され、毎年を指定します。TimeZoneCode 属性でユーザーに対して指定されたタイム ゾーンに基づいて、システムによって計算されます。

関連項目

SystemUser (ユーザー) エンティティのメッセージとメソッド
タイム ゾーンのエンティティ
日時属性の動作と形式
ユーザーとチームのエンティティ

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