ラボ環境でのテスト

ラボ環境は、単一のエンティティとして管理するコンピューターのグループです。 通常は、これらをシステム テストに使用します。 Web アプリケーションなどの分散アプリケーションをテストする場合は、別のコンピューターの各コンポーネントを配置することで現実的なテストを実行できます。

ラボ環境により、テストの実行中にラボ内のすべてのコンピューターから診断データを収集することができます。 イベント ログまたは IntelliTrace ファイルなどデータが、テスト結果および作成されるすべてのバグに添付されます。

ラボ サーバーを使った手動テスト。

またラボ環境により、テスト担当者へのテスト コンピューターの割り当てを管理するための便利な方法も提供されます。

ラボ環境で何ができますか?

実行できる操作

使用方法

設定

  • ユーザーによる使用中としてコンピューターをマークします。

  • テストの実行中に、サーバーから診断データを収集します。

標準ラボ環境

標準環境に物理マシンまたは Windows 仮想マシンを追加できます。

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  • テストを開始する前に、環境内のコンピューターを最新の状態にリセットします。

  • バグが見つかった場合、コンピューターの状態のスナップショットを取得し、診断を支援します。

  • 新しい仮想マシンを使用して新しい環境を作成できるテンプレートとして環境を保存します。

SCVMM 環境

初期セットアップ: SCVMM で仮想マシンを作成します。

SCVMM コンピューターが設定されたら、そこから環境を作成できます。 また、マシンをテンプレートとして保存し、新しいコピーを作成することもできます。

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  • 同じテンプレートから複数の環境を作成し、その環境で同時にテストを実行します。ネットワーク名の競合は発生しません。

ネットワーク分離環境

初期セットアップ: テンプレートとして使用できる仮想マシンのライブラリを作成します。