Exchange メールボックス ストアやパブリック フォルダ ストアの復元

 

Backup を使用して Exchange データベースを復元する場合、Exchange データベース ファイルおよび関連ログ ファイルを復元する Exchange ESE (Extensible Storage Engine) への API (アプリケーション プログラミング インターフェイス) コールが行われます。Exchange データベース バックアップを使用して、破損したメールボックス ストアまたはパブリック フォルダ ストアを復元できます。サーバーの再構築を含む障害回復シナリオでは、障害回復モードで Exchange セットアップおよび Exchange の Service Pack を実行してから Backup を使用して Exchange データベースを復元します。

note注 :
Exchange (および、障害発生以前にサーバー上で実行されていたすべての Service Pack) を障害回復モードでインストールすると、セットアップ プログラムの完了後にセットアップ プログラムはデータベースをマウントできません。このため、セットアップ処理の最後に、Exchange データベース バックアップを正しく復元してマウントします。サーバーを再起動する前に、Exchange セットアップの指示にしたがって、ログ ファイルの再生が完了していることを確認してください。

Exchange データベースの復元についてここで説明する内容は、次のとおりです。

  • データベース復元処理の概要
  • Exchange データベースの回復
  • Exchange データベース復元に関する問題の解決
  • Exchange データベースの別のサーバーへの復元
note注 :
データベースという用語は、一般的に Exchange メールボックス ストアや Exchange バブリック フォルダ ストアを指します。