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サーバー クラスタに関するレコードの保持

 

Exchange 2003 クラスタに関する構成情報のレコードを保持してください。大規模な障害から Exchange 組織を回復させる際に、この情報が必要になります。たとえば、クラスタ内のすべてのサーバーが破損した場合は、クラスタを完全に再構築する必要があります。各ノードの全コンピュータのバックアップ セットまたは Windows バックアップ セットがない場合、クラスタの構成情報のレコードがクラスタの回復に役立ちます。

Exchange 2003 クラスタの回復に役立てるため、クラスタに関する以下の情報のレコードを保持してください。

記録するクラスタ情報

記録する情報 取得方法

クラスタの共有ディスクのディスク署名

コマンド プロンプトで次のように入力します。

cluster /cluster: clusterName resource sharedDisk /priv

各ノードの NetBIOS (ネットワーク基本入出力システム) 名

コマンド プロンプトで次のように入力します。

Nbtstat -s

各 Exchange 仮想サーバー (EVS) のネットワーク名

[管理ツール] メニューで [クラスタ アドミニストレータ] をクリックします。

クラスタ グループの名前

[管理ツール] メニューで [クラスタ アドミニストレータ] をクリックします。

クラスタ リソースの名前

[管理ツール] メニューで [クラスタ アドミニストレータ] をクリックします。

仮想サーバーのストレージ グループの名前

Exchange システム マネージャを使用します。

仮想サーバーの Exchange ストアの名前

Exchange システム マネージャを使用します。

仮想サーバーの IP アドレス

[管理ツール] メニューで [クラスタ アドミニストレータ] をクリックします。IP アドレスなど、仮想サーバーのプロパティを表示するには、仮想サーバーの名前を選択します。

important重要 :
この情報のレコードを保持していない場合、Exchange サーバー クラスタを回復させることができない場合があります。