LDIFDE を使用したメールボックス属性の操作

 

LDIFDE (LDAP Data Interchange Format Directory Exchange) ツールは、すべての Microsoft Windows® Server に既定でインストールされます。LDIFDE には、LDIF ファイル形式を使用した一括エクスポート機能と一括インポート機能があり、このプログラムでは LDAP ディレクトリからエクスポートされたデータをフィルタ処理するための、標準の LDAP クエリが受け入れられます。

LDIFDE を使用すると、Windows Server™ 2003 または Windows XP Professional を実行しているコンピュータで、Active Directory® ディレクトリ サービス オブジェクトの作成、変更、および削除を行うことができます。また、スキーマの拡張、他のアプリケーションまたはサービスへの Active Directory のユーザー情報とグループ情報のエクスポート、および他のディレクトリ サービスのデータを使用した Active Directory への書き込みを行うことができます。ディレクトリにまだ存在しない新しいオブジェクトを作成する場合を除き、LDIF ファイルのエクスポートの形式とインポートの形式は大幅に異なります。

また、LDIFDE を使用すると、高度な回復方法の一環として、メールボックスのホーム サーバーを変更することもできます。LDIFDE を使用してメールボックスのホーム サーバーを変更する方法の詳細については、「Exchange メールボックス アカウントのホーム サーバーを変更する方法」を参照してください。LDIFDE を使用して Active Directory オブジェクトをインポートおよびエクスポートする方法の詳細については、マイクロソフト サポート技術情報の文書番号 237677「LDIFDE を使用したディレクトリ オブジェクトの AD へのインポート/エクスポート」を参照してください。

詳細情報

メールボックスの有効化や無効化を行ったり、メールボックスのホーム サーバーを変更したりするその他の方法の詳細については、「Active Directory 属性を使用したメールボックスの有効化、無効化、およびホーム サーバーの変更」を参照してください。