方法: 配分を適用してユーザー ペースのテスト ミックス モデルを使用するときの遅延をペース配分する

 

新しいロード テスト ウィザードでロード テストを作成した後、ロード テスト エディターを使用して、テストのニーズや目標に合わせてシナリオのプロパティを変更できます。 「2e93860a-a67a-43a2-9b0a-5ec65ca6e7a7#CreatingLoadTestsUsingWizardStep2_2」を参照してください。

注意

ロード テスト シナリオの各プロパティとその説明の完全な一覧については、「ロード テスト シナリオのプロパティ」を参照してください。

必要条件

  • Visual Studio Enterprise

"遅延のペースに分布を適用" プロパティは、[プロパティ] ウィンドウを使用して設定します。 ロード テスト シナリオの各プロパティは後でロード テスト エディターを使用して変更します。

注意

"遅延のペースに分布を適用" プロパティは、ロード テスト ミックスがユーザーのペースに基づいて構成されている場合にのみ適用されます。詳細については、「テキスト ミックス モデルを編集して仮想ユーザーがテストを実行する確率を指定」を参照してください。

"遅延のペースに分布を適用" の値は、true または false に設定できます。

  • True: [テスト ミックスの編集] ダイアログ ボックスの [1 ユーザーの 1 時間あたりのテスト数] 列の値で指定された、標準的な統計分布による遅れを適用します。 詳細については、「テキスト ミックス モデルを編集して仮想ユーザーがテストを実行する確率を指定」を参照してください。

    たとえば、テストの [テスト ミックスの編集] ダイアログ ボックスの [1 ユーザーの 1 時間あたりのテスト数] の値を、1 時間あたり 2 ユーザーに設定したとします。 "遅延のペースに分布を適用" プロパティを True に設定すると、標準的な統計分布がテスト間の待機時間に適用されます。 1 時間につき 2 つのテストが実行されますが、その間隔は 30 分とは限りません。 最初のテストが 4 分後に実行されたり、2 回目のテストが 45 分後に実行されたりする場合があります。

  • False: [テスト ミックスの編集] ダイアログ ボックスの [1 ユーザーの 1 時間あたりのテスト数] 列の値に指定したペースでテストを実行します。 詳細については、「テキスト ミックス モデルを編集して仮想ユーザーがテストを実行する確率を指定」を参照してください。

    たとえば、テストの [テスト ミックスの編集] ダイアログ ボックスの [1 ユーザーの 1 時間あたりのテスト数] の値を、1 時間あたり 2 ユーザーに設定したとします。 [遅延のペースに分布を適用] プロパティを False に設定すると、テスト実行時の設定を変更する余裕はなくなります。 テストは 30 分ごとに実行されます。 これにより、1 時間あたり 2 回のテストが行われます。

シナリオの "遅延のペースに分布を適用" プロパティの設定を指定するには

  1. ロード テストを開きます。

    ロード テスト エディターが表示されます。 ロード テスト ツリーが表示されます。

  2. ロード テスト ツリーの [シナリオ] フォルダーで、使用するエージェントを指定するシナリオのノードを選択します。

  3. [表示] メニューの [プロパティ ウィンドウ] をクリックします。

    [プロパティ] ウィンドウに、シナリオのカテゴリおよびプロパティが表示されます。

  4. "遅延のペースに分布を適用" のプロパティ値で、True または False を選択します。

  5. プロパティを変更した後で、[ファイル] メニューの [保存] を指定します。 次に、"遅延のペースに分布を適用" の新しい値を使用して、ロード テストを実行します。

参照

ロード テスト エディターを使用したロード テスト シナリオの編集
[廃版] ロード テストの作成
2e93860a-a67a-43a2-9b0a-5ec65ca6e7a7#CreatingLoadTestsUsingWizardStep2
Test Controller および Test Agent を使用した複数のテスト コンピューターへのロード テストの実行の分散
[廃版] 方法: テスト設定で指定されたテスト コントローラーおよび Test Agent を使用してロード テストを実行する
ロード テスト シナリオのプロパティ