System.EnterpriseServices 名前空間

保護されたメンバーを含める
継承されたメンバーを含める

.NET Framework メンバーを含める
XNA Framework メンバーを含める
汎用性のあるクラス ライブラリ メンバーを含める

System.EnterpriseServices 名前空間には、企業向けアプリケーションのインフラストラクチャを提供する COM+ サービス アーキテクチャを定義する型が含まれます。子名前空間では、COM+ によって提供されるサービス CRM (Compensating Resource Manager) をサポートします。このサービスを使用すると、非トランザクション オブジェクトを Microsoft 分散トランザクション コーディネーター (DTC) のトランザクションに含めることができます。子名前空間について次の表で簡単に説明し、このリファレンスで詳しく解説します。

名前空間

名前空間 説明
System.EnterpriseServices System.EnterpriseServices 名前空間は、エンタープライズ アプリケーションの重要なインフラストラクチャを提供します。COM+ は、エンタープライズ環境に配置されるコンポーネント プログラミング モデルのためのサービス アーキテクチャを提供します。この名前空間には、エンタープライズ アプリケーションにとって実用的な、COM+ サービスにアクセスできる .NET オブジェクトが用意されています。
System.EnterpriseServices.CompensatingResourceManager System.EnterpriseServices.CompensatingResourceManager 名前空間には、マネージ コードで CRM (Compensating Resource Manager) を使用できるようにするクラスが用意されています。CRM は、COM+ によって提供されるサービスです。このサービスを使用すると、非トランザクション オブジェクトを Microsoft 分散トランザクション コーディネーター (DTC: Distributed Transaction Coordinator) のトランザクションに含めることができます。CRM は完全なリソース マネージャーの機能を備えていませんが、トランザクションの最小性 (オール オア ナッシングの動作) と、復元ログを通じての永続性を提供します。
System.EnterpriseServices.Internal System.EnterpriseServices.Internal 名前空間は、COM+ サービスをサポートするためのインフラストラクチャを提供します。この名前空間内のクラスとインターフェイスは、アンマネージ COM+ クラスからの System.EnterpriseServices への呼び出しのサポート専用です。