展開のトラブルシューティング
適用対象: Microsoft Enterprise Desktop Virtualization 2.0
ここでは、Microsoft Enterprise Desktop Virtualization (MED-V) 2.0 の展開に関するトラブルシューティング情報を示します。
MED-V の展開のトラブルシューティング
次に、MED-V の展開時に発生する可能性のある問題とその解決方法について説明します。
MED-V を現在のユーザー用のみにインストールしようとすると問題が発生する。 MED-V ワークスペース パッケージャー、MED-V ホスト エージェント、および MED-V ワークスペースは、すべてのユーザー用のみにインストールすることができます。現在のユーザー用のみにインストールしようとすると、コンポーネントのインストールと MED-V ワークスペースのセットアップでエラーが発生します。
解決方法
MED-V のコンポーネントをインストールするときは、ALLUSERS="" オプションを使用しないでください。
MED-V では、仮想化スタックを排他的に使用する必要がある。 1 台のコンピューターで実行することができる仮想化スタックは、一度に 1 つだけです。Windows Virtual PC が仮想スタックを使用し、MED-V は Windows Virtual PC に依存しています。したがって、仮想スタックを使用する他のアプリケーションの実行中に MED-V を展開または使用しようとした場合は、MED-V を実行したり正常にインストールしたりすることはできません。
解決方法
MED-V をインストールまたは実行する前に、仮想化スタックを使用する実行中のアプリケーションを閉じてください。
アンインストールした後もショートカットが残っている。既定では、MED-V をアンインストールすると、エンド ユーザーの [スタート] メニューにあったショートカットが削除されます。しかし、エンド ユーザーが移動プロファイルを実行している場合など、状況によっては、MED-V の公開アプリケーションのショートカットが、エンド ユーザーの [スタート] メニューに残ることがあります。
解決方法
[スタート] メニューに残っているショートカットを右クリックして [削除] をクリックし、手動で削除します。
MED-V ワークスペースでログオン メッセージのグループ ポリシーを無効にする必要がある。Windows XP のログオン メッセージが MED-V ワークスペースで有効になっていると、エンドユーザーは MED-V の仮想アプリケーションを開こうとするたびにログオンする必要があるので、手間がかかります。
解決方法
MED-V 仮想マシンで、次のグループ ポリシーの設定を無効にします。
対話型ログオン: ログオン時のユーザーへのメッセージのテキスト
対話型ログオン: ログオン時のユーザーへのメッセージのタイトル
参照:
タスク
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