vol.1「MOM ってなんだい?」 MOM 2005 インストールの前に 最終更新日: 2007 年 7 月 11 日 小川　貢 MOM 2005 をインストールするには Windows 2000 Server Service Pack 4 以上または Windows Server 2003 の OS が必要だとありました。そのほかにも CPU のクロックが 1 Ghz 以上必要だとかいろいろ要求が厳しいので、私のメイン マシン (Windows Server 2003 Enterprise Edition をデスクトップとして使っていて、Active Directory の実験機です。) にインストールすることを決意しました。 業務で使っているマシンに β 版を入れるのはかなりのチャレンジャーですが、MVP Program に参加するといろいろな製品の β テスターができるので、もう慣れっこです。ここはさくっとインストールしちゃいました。おかげで苦労しなくてもいいことがいっぱい出来ましたが。 ここからは私が MOM 2005 をインストールしたときに行ったことを書いておきます。 IIS 6.0 のインストール MOM 2005 レポートや MOM 2005 Web コンソールを利用するために IIS と ASP.NET が必要になりますので、IIS 6.0 をインストールします。Windows Server 2003 は Default Secure という考え方が導入されているので、基本的に各種サービスがインストールされていない状態ですので、IIS 6.0 をインストールするのと同時に ASP.NET を有効にします。 SQL Server 2000 のインストール MOM 2005 を利用するに当たり、SQL Server 2000 が必要になりますので、まず SQL Server 2000 をインストールします。ついでに SQL Server 2000 Analysis Services もインストールしておきます。 SQL Server 2000 Service Pack 3a の適用 SQL Server 2000 Service Pack 3a を適用します。 Windows Server 2003 では SQL Server 2000 はサポートされていますが、SQL Server 2000 Service Pack 3 以上が適用されないとネットワーク経由でアクセスできませんので、必ず適用してくださいね。このときに SQL Server 2000 Analysis Services にも Service Pack 3a を適用することをお忘れなく。 Microsoft SQL Server 用の累積的な修正プログラム (815495) (MS03-031) の適用 SQL Server 2000 Service Pack 3a 以降にリリースされたセキュリティ パッチ MS03-031 の適用をします。 SQL Server 2000 Reporting Services のインストール MOM 2005 レポートを利用するために SQL Server 2000 Reporting Services をインストールします。 なお、SQL Server 2000 Reporting Services は SQL Server 2000 をインストールしているマシンとは別のマシンにもインストールできますが、そのような形態の場合、SQL Server 2000 Reporting Services から SQL Server 2000 に接続するユーザをドメイン ユーザーを指定すると NTLM 認証のダブル ホップ問題が発生して接続できなくなるので、注意してください。 ※MOM 2005 RC の場合、SQL Server 2000 Reporting Services Service Pack 1 をインストールしていると MOM 2005 レポートがインストールできませんでした。これは製品版では修正されるようです。 ページのトップへ

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