vol.3「管理パックと警告の嵐」

管理パックの設定を変更する方法

公開日: 2004 年 9 月 13 日

小川 貢

管理パックの設定を変更する方法

1. [オペレータ コンソール] を起動します。

MOM 2005 オペレータ コンソール画面

2. [オペレータ コンソール] の [Alerts] に表示されている警告およびエラーの中から、管理パックの設定を変更したいものを選択します。

今回は、SQL Server の認証モードで「混合モード」でも反応しないようにスクリプトを修正します。

3. [プロパティ] の [ルール (有効)] に書かれているパスをメモします。

Microsoft Operations Manager\Operations Manager 2005\Database\MOM Database State Monitoring

プロパティの例

4. [管理コンソール] を起動します。

MOM 2005 管理コンソール初期画面

5. [管理パック] を展開します。

MOM 2005 管理コンソールの管理パック画面

6. [ルール グループ] を展開します。

MOM 2005 管理コンソールのルール グループ画面

7. 手順 3 でメモしたパスの最初の「\」までが管理パック名ですので、該当の管理パックを展開します。

今回は、[Microsoft Operations Manager] の管理パックを展開します。

Microsoft Operations Manager のルール グループの例

8. [Operations Manager 2005] を展開します。

Operations Manager 2005 のルールグループ画面

9. [Database] を展開します。

ルールグループの Datbase 画面

10. [イベント ルール] を選択します。

ルールグループのイベント ルール画面

11. [MOM Database State Monitoring] という項目があることを確認して、ダブルクリックして [プロパティ] を表示します。

イベント ルールのプロパティ - [全般] タブ

12. [応答] タブをクリックします。

13. [MOM Database State Monitoring] を選択し、[編集] をクリックします。

イベント ルールのプロパティ - [応答] タブ

14. [スクリプト起動] で [編集] ボタンをクリックします。

スクリプトの起動画面

15. [スクリプトのプロパティ] で [スクリプト] タブをクリックします。

スクリプトのプロパティ - [全般] タブ

16. VBScript の中から、CheckSecurityMode 関数を見つけ出します。

※ 675 行目です。

スクリプトのプロパティ - [スクリプト] タブ

17. 次のコードを変更します。

If oSQLServer.IntegratedSecurity.SecurityMode <> SQLDMOSecurity_Integrated Then

変更後のコード:

If oSQLServer.IntegratedSecurity.SecurityMode <> SQLDMOSecurity_Integrated _
And oSQLServer.IntegratedSecurity.SecurityMode <> SQLDMOSecurity_Mixed Then

※この設定は、Windows 認証ではない場合かつ混合モードではない場合という意味になります。

18. [OK] を押して、変更を適用します。

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