Active Directory で削除したユーザーの復元ADRestore によるユーザーの復元方法更新日: 2011 年 5 月 25 日 使用ツール
トラブルの状況Active Directory の管理者が間違えてユーザーを削除してしまいました。同じ名前のユーザーを再作成しても、前のユーザーと同じアクセス許可が割り当てられないため、間違えて削除したユーザーをどうしても復元したいのですが、どうすればいいでしょうか? 解決方法Active Directory で削除されたオブジェクトは 180 日間、Active Directory データベースの中に保存され、その後完全削除されます。そのため、間違えてユーザーを削除した場合、180 日以内に復元の操作を行えば、ユーザーを元に戻すことができます。 事前に Active Directory のごみ箱を有効にした後、誤って削除したユーザーなどのオブジェクトが発生した場合、adrestore コマンドを実行して Enter キーを押します。 すると、削除されたユーザーである user01 がデータベースの中に残されていることが確認できました。続いて、user01 ユーザーを復元します。adrestore –r コマンドに続けて、ユーザー名である user01 と入力すると、ユーザーが復元できました。 Active Directory ユーザーを復元した後で注意することADRestore で Active Directory ユーザーを復元すると、無効なユーザーとして復元されます。そのため、ユーザーを再び利用するときには、ユーザーを右クリックし、[アカウントを有効にする] を設定しなければなりません。 ところが、[アカウントを有効にする] を設定すると、次のエラーが表示されます。 ADRestore でユーザーを復元しても、パスワードは復元されません。そのため、[アカウントを有効にする] 設定を行う前に、パスワードを再設定してください。パスワードの再設定は、ユーザーを右クリックし、[パスワードのリセット] を使って行うことができます。 ページのトップへ |