MoveHere

  • [アーティクル]

ADSI コンテナ オブジェクトの MoveHere メソッドは、オブジェクトをコンテナに移動し、移動元のオブジェクトを削除します。

構文

Set MovedObj = Object.MoveHere( SourceName,NewName )

 

要素
  • MovedObj
    コンテナに移動されたオブジェクトにアクセスします。
  • object
    通常は、直前の GetObject 操作の結果として、IIS Admin オブジェクトを含んでいます。
  • SourceName
    移動元のオブジェクトの名前です。
  • NewName
    移動先のオブジェクトの名前です。
解説

MovedObj 変数には、コンテナに残っているオブジェクトへのポインタが格納されます。

MoveHere メソッドは、CopyHere の後に Delete を実行する操作に相当します。

移動されるコンテナ内のオブジェクトがアプリケーションの一部である場合、MoveHere メソッドは、アプリケーション定義を無効にしてからオブジェクトを移動します。IIsWebVirtualDir オブジェクトおよび IIsWebDirectory オブジェクトの AppDisable メソッドを参照してください。

コード例
  <%
  Dim ToVDirObj, FromVDirObj, RootVDirObj
'Get the root virtual directory object for a server.
  Set RootVDirObj = GetObject("IIS://LocalHost/W3SVC/3/ROOT")
'Get the object to be moved.
  Set FromVDirObj = GetObject("IIS://LocalHost/W3SVC/3/ROOT/VDir1")
'Move the object and give it a new name.
  Set ToVdirObj = RootVDirObj.MoveHere("VDir1", "VDir2")
'Release the source object because it has been deleted.
  Set FromVDirObj = nothing
%>
関連項目

GetObject、Create、Delete、CopyHere