/arch (ARM)
ARM でのコード生成のアーキテクチャを指定します。 /arch (x86) および /arch (x64) も参照してください。
/arch:[ARMv7VE|VFPv4]
引数
/arch:ARMv7VE
ARMv7VE 仮想化拡張命令の使用を有効にします。/arch:VFPv4
ARM VFPv4 命令の使用を有効にします。 このオプションを指定しない場合は、VFPv3 が既定値です。
解説
_M_ARM_FP マクロ (ARM のみ) は、/arch コンパイラ オプションが使用された場合にどれが使用されたかを示します。 詳細については、「定義済みマクロ」を参照してください。
/clr を指定してコンパイルした場合、/arch はマネージ関数のコード生成に影響しません。 /arch はネイティブ関数のコード生成にのみ影響します。
Visual Studio で、/arch:ARMv7VE または/arch:VFPv4 コンパイラ オプションを設定するには
プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳細については、「方法 : プロジェクト プロパティ ページを開く」を参照してください。
[C/C++] フォルダーを選択します。
[コマンド ライン] プロパティ ページを選択します。
[追加のオプション] ボックスに、「/arch:ARMv7VE」または「/arch:VFPv4」を追加します。
このコンパイラ オプションをコードから設定するには
- 「EnableEnhancedInstructionSet」を参照してください。