App-V 5.0 について

適用対象: Application Virtualization 5.0, Application Virtualization 5.0 SP1, Application Virtualization 5.0 SP2, Application Virtualization 5.0 SP3

App-V 5.0 では、改良された統合プラットフォーム、より柔軟な仮想化、仮想化アプリケーションの強固な管理を提供しています。詳細については、「App-V 5.0 Overview (App-V 5.0 の概要)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=325265) をご覧ください。

新機能

App-V 5.0 の新機能について、次の一覧に示します。

  • IT の診断と監視 - App-V 5.0 では、App-V 5.0 クライアントと仮想化パッケージを実行しているコンピューターに関するレポート情報の生成機能が向上しました。

  • エンド ツー エンドのプログラミング - PowerShell 3.0 を使用して、App-V 5.0 では、パッケージ化とクライアントおよびサーバー運用のための、あらゆるプログラミング ソリューションを使用できます。

  • シンプルで効率的なクライアント コンソール - App-V 5.0 では、経験豊富なエンド ユーザーや、Tier 1 のサポート エンジニアの業務を簡素化するために設計された、最新のクライアント コンソールが用意されています。

  • 仮想アプリケーション拡張 - App-V 5.0 仮想アプリケーション拡張を使用すると、仮想パッケージをローカルにインストールしているかのように実行できます。

  • ローカル ドライブ作成 - App-V 5.0 では、仮想アプリケーションの展開に専用のローカル ドライブ文字が必要ありません。

  • 共有コンテンツ ストア – App-V 5.0 共有コンテンツ ストアは、旧バージョンの App-V で使用したストリーミング サーバーと同様の機能を提供します。また、必要とするディスク容量がより少なく、新しいバージョンの準備が完了するとすぐに仮想アプリケーションの更新プログラムが利用できます。

  • 接続グループ - App-V 5.0 接続グループを使用すると、仮想アプリケーションに接続して相互に実行できるようになります。

App-4.6 と App-V 5.0 の相違点

次の表に、App-V 4.6 と App-V 5.0 の相違点をいくつか示します。

App-V 4.6 App-V 5.0

専用のドライブ文字 (Q:\) の使用が必要。

専用のドライブ文字は不要。

4 GB のパッケージ サイズ制限要件あり。

4 GB のパッケージ サイズ制限要件なし。

仮想アプリケーションがローカルにインストールされたアプリケーションから独立。

仮想アプリケーションを拡張してローカル アプリケーションとの相互使用が可能。

Dynamic Suite Composition を有効にしたミドルウェア アプリケーションとの相互使用が可能。

接続グループを使用してピア アプリケーションを共有。接続グループの詳細については、「接続グループの管理」をご覧ください。

VDI/RDS 環境で読み取り専用の共有キャッシュが必要。

標準的なワークフローで共有コンテンツ ストアを更新可能。

コマンドライン スクリプト作成に制限あり。

Sequencer、クライアント、サーバーのコンポーネントにおいて強固な PowerShell スクリプト作成をサポート。

Web ベースの管理機能を提供。

MDOP テクノロジを入手する方法

App-V 5.0 は、Microsoft Desktop Optimization Pack (MDOP) に含まれています。MDOP はマイクロソフト ソフトウェア アシュアランスの一部です。マイクロソフト ソフトウェア アシュアランスの詳細と、MDOP の入手方法については、「How Do I Get MDOP (MDOP を入手する方法)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=322049) をご覧ください。

APP-V への提案がございますか

こちらから提案を追加するか、提案に投票してください。App V の問題については、「APP-V に関する TechNet フォーラム」を利用してください。

関連項目

その他の参照情報

App-V 5.0 をお使いになる前に

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MDOP の詳細については、TechNet ライブラリを参照してください。TechNet Wiki では、トラブルシューティング情報を検索できます。また、Microsoft の FacebookTwitter をフォローすることをお勧めします。
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