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[履歴] フィールドを使用した作業項目のクエリ

作業項目の履歴を参照すると、その作業項目を開いたユーザー、変更内容、および変更理由を確認できます。 この情報は、作業項目の変遷をたどるうえで役立ちます。 履歴フィールドに情報を入力する場合は、作業項目に対してこれまでに行われた処理内容と、これから必要な処理内容を作業項目の次の所有者が把握できるよう、できるだけ多くの情報を入力します。

チーム エクスプローラーまたは Team System Web Access を使用すると、[履歴] フィールドの内容に基づいて作業項目の履歴の表示や作業項目の検索を行うことができます。 [履歴] フィールドに基づいて検索を実行すると、そのフィールドに記録された変更内容を持つ作業項目だけが検索結果として返されます。 つまり、他のフィールドのテキストに対する変更内容は、それには登録されないということです。

要件

  • これらの手順を実行するには、読み取りユーザー グループのメンバーであるか、または [このノードの作業項目を表示します] アクセス許可が [許可] に設定されている必要があります。 詳細については、「チーム メンバーの追加」を参照してください。

作業項目の履歴を表示するには

  1. 既存の作業項目を開いて [履歴] タブを選択します。一部の作業項目の種類については、[詳細] タブを選択します。

    Team System Web Access から作業項目を開くと、状態の変更履歴の図が表示されます。 状態の変更履歴全体を表示するには、[すべて表示] を選択します。

    状態の変更履歴 (TWA のみ)

    状態変更の履歴図 (TWA のみ)

  2. ログに追加されたコメントだけを表示するには、[ディスカッションのみ] タブを選択します。

  3. 項目に加えられたすべての変更を表示するには、[すべての変更] タブを選択します。次に、特定の日時に対する [すべての変更を表示します] リンクを選択します。

    変更履歴の表示

    [すべての変更を非表示にする] を選択して、エントリを折りたたみます。

    注意

    Team System Web Access では、次の図に示すように、特定の日時の 展開/折りたたみ (折りたたみ) 展開アイコンを選択します。

    Team System Web Access の変更履歴の表示

[履歴] フィールドの内容に基づく作業項目の検索

  1. クエリを開き、クエリ句を追加します。

  2. [フィールド] で、[演算子] フィールドの [履歴] を選択し、[語を含む] または [語を含まない] を選択します。

  3. [値] については、検索する作業項目の "履歴" フィールドで指定した完全な単語または語句を入力します。

    注意

    検索する単語としてフル テキストを入力します。[履歴] フィールドがフルテキスト検索用にインデックス付けされます。語の一部だけを入力した場合、完全な単語を含む作業項目は返されません。たとえば、[履歴] フィールドに「reproducible behavior」という語句が含まれている場合に「repro」を検索しても、作業項目は検索されません。ただし、「reproducible」という完全な単語を指定した場合は、作業項目が検索されます。「repro*」のように、ワイルドカード文字 (*) を指定して文字列を検索することもできます。

    検索処理の負荷を軽減するため、一般的すぎる単語は無視されます。ストップ ワードとして定義されている単語も、検索エンジンによって無視されます。詳細については、Microsoft Web サイトの「フルテキスト検索に使用するストップワードとストップリストの構成と管理」を参照してください。

  4. クエリ エディター ツール バーで、クエリの実行 (チーム エクスプローラー) [実行] または クエリの実行 (TWA) ([クエリの実行]) を選択し、必要とされる結果をクエリが返すことを確認します。

    必要な結果が表示されない場合は、入力した検索用の単語や語句を修正してから、もう一度クエリを実行してください。

参照

概念

検索ボックス クエリの例

クエリ フィールド、演算子、値、および変数

作業項目のクエリ