Team Foundation バージョン管理での分岐を使用したリスクの分離
5 人から 10 人を超えるスタッフがいるソフトウェア プロジェクトで作業する場合、チーム メンバーが一般的に直面する複数の課題について検討します。
グループには数個 (またはもっと多く) のさまざまな機能チームがあり、適切に分けられた一連の機能にそれぞれが取り組んでいます。 また、各チームは他のチームがビルトする機能にも依存しています。 こうした各チームで実行された作業によってもたらされる変更のリスクを分離する必要があります。さらに最終的には、すべての作業を 1 つの製品にマージする必要があります。
テスト チームには、テスト対象として安定したバージョンのコードが必要ですが、同時に、開発者の方では新機能の開発を続ける必要があります。こうした新機能によって製品が不安定になることもよくあります。
このソフトウェアには、以前のバージョンが 2 つと、進行中の最新バージョンが 1 つあります。 ほとんどの開発リソースを最新バージョンの方に割り当てている場合であっても、以前のバージョンをサポートすることが必要になり、場合によってはサービス パック、重要な修正、セキュリティ パッチなどの変更をリリースする必要が生じることもあります。
このセクションの内容
ここでは、Team Foundation バージョン管理に用意されている分岐ツールとマージ ツールについて説明します。これらのツールを使用すると、ソフトウェア プロジェクトで共同作業するユーザー グループが直面するこのような課題や他の課題に対処できます。
フォルダーおよびファイルの分岐
Team Foundation バージョン管理を使用して分岐を作成する手順について説明します。計画的な分岐
チームは、バージョン管理に分岐を作成し、使用することによって、アプリケーション開発戦略を最適化することができます。フォルダーおよびファイルのマージ
Team Foundation バージョン管理を使用して分岐をマージする手順について説明します。変更セットがマージされた場所と時間の表示
マージが発生した場所と時間を示すアクション可能な図を表示および操作する方法について説明します。チーム プロジェクトの分岐構造の表示
チーム プロジェクトの分岐階層を示す対話形式の図を表示および操作する方法について説明します。ファイルの種類とマージ ツールの関連付け
マージに関連付けられる、ファイルの種類の拡張子を指定する手順について説明します。
関連項目
Team Foundation バージョン管理のコマンド リファレンス
関連項目
フォルダーおよびファイルの比較
ファイル、フォルダー、およびシェルブセットの比較または差分を取得する方法について説明します。Team Foundation バージョン管理の競合の解決
マージの解決、プロシージャのチェックイン、および競合の取得に関するトピックを紹介します。