ロールバック変更セット

変更セットは、バージョン管理された項目の履歴の永続的な部分であり、やり直しや削除を行うことはできません。 しかし、1 つ以上の変更セットの影響をロールバックできます。

ヒント

サーバーにコミットする前に、目的に合った項目をロールバックすることから生じる変更を確認できます。詳細については、ヒントを参照してください。

必要なアクセス許可

チーム プロジェクトの共同作成者の 1 人である必要があります。 「TFS の既定のグループ、アクセス許可、およびロール [リダイレクト]」を参照してください。

目的に合ったトピックをクリックしてください

• 1 つの変更セットから変更をロールバックする

• ある範囲の変更セットから変更をロールバックする

• 特定のバージョンへロールバックする

• コマンド プロンプトから作業する

• ヒントを取得する

1 つの変更セットから変更をロールバックする

たとえば、開発者がある変更セットの影響を削除する場合には、以下のように操作します。

[変更セットの詳細] ページから変更セットをロールバックするには

• [変更セットの詳細] ページで、[ロールバック] を選択します。

[履歴] ウィンドウから変更セットをロールバックするには

• [履歴] ウィンドウで、バージョンのショートカット メニューを開き、[変更セット全体のロールバック] を選択します。

ソース管理エクスプローラーから変更セットをロールバックするには

1. ソース管理エクスプローラーで項目を 1 つ選択し、そのショートカット メニューを開き、[ロールバック] を選択します。

   注意

   選択した項目によってロールバックが変更されるスコープが決まります。

2. [ロールバック] ダイアログ ボックスで、[1 つの変更セットからの変更をロールバック] を選択します。

ある範囲の変更セットから変更をロールバックする

たとえば、開発者がある連続する変更セットの影響を削除する場合には、以下のように操作します。

[履歴] ウィンドウから変更セットをロールバックするには

• [履歴] ウィンドウで、連続する 2 つ以上のバージョンを選択し、それらのショートカット メニューを開き、[ロールバック] を選択します。

ソース管理エクスプローラーから変更セットをロールバックするには

1. ソース管理エクスプローラーで項目を 1 つ選択し、そのショートカット メニューを開き、[ロールバック] を選択します。

   注意

   選択した項目によってロールバックが変更されるスコープが決まります。

2. [ロールバック] ダイアログ ボックスで、[一連の変更セットからの変更をロールバック] を選択します。

特定のバージョンへロールバックする

たとえば、開発者があるファイルを以前のバージョンにロールバックして、このバージョンより後に発生したすべての変更セットの影響を除去したい場合は以下のように操作します。

特定のバージョンへロールバックするには

1. ソース管理エクスプローラーで項目を 1 つ選択し、そのショートカット メニューを開き、[ロールバック] を選択します。

2. [ロールバック] ダイアログ ボックスで、[特定のバージョンにロールバック] を選択します。

コマンド プロンプトから作業する

• Rollback Command (Team Foundation Version Control)

ヒント

• 変更がまだ保留 (まだ変更をチェックインしていない) の場合は、それをロールバックする代わりに、変更を元に戻すことができます。 「コードの作成と保留中の変更の管理」を参照してください。

• ファイルに対して行うほとんどの変更と同様に、変更のロールバックは保留中の変更としてキューに配置されます。 ファイルをロールバックした後、変更中のファイルを表示したり、サーバー上の最新バージョンとファイルの内容を比較したりできます。 実際の変更が目的に一致することを確認したら、それらをチェックインすることができます。

• ロールバックを行っても、変更セットおよびデータはいずれも削除されません。 操作を取り消す場合は、ロールバックを使用して、ファイルの内容をロールバック前の状態に戻してください。