リソース モニターで簡単リソース監視かめがわ かずし
Windows 7 でのリソース モニターでは、Windows 7 ではどうなっているでしょうか? 同様にタスク マネージャーからリソース モニターを起動してみましょう (図 5)。 図 5: Windows 7 のリソース モニターを起動したところ (拡大図) 初期状態では表示されている情報は基本的に変わりありませんが、Windows Vista のものに比べて、デザインが変更されて見やすくなっています。Vista のリソース モニターに比べて強化されたところがいくつかあります。順番に見ていきましょう。 状態の保存ができるようになったVista のリソース モニタでは表示状態を保存することができませんでしたが、ファイル メニューに設定の保存および読み込みという項目が追加されました。拡張子 Resmoncfg で保存しておけば前回起動時の設定を保存したり、他のコンピューターで共有したりすることができます (図 6)。もちろん、元の状態に戻すこともできます。 図 6: 設定の保存および読み込み プロセスごとの詳細情報の閲覧Technet で配布されている Process Explorer というツールをご存知でしょうか? Process Explorer を使用すればプロセスが使用しているメモリやハンドル、削除できないファイルやディレクトリを開いているプロセスを調べることができるすぐれもののツールです。システムの開発や運用時ぜひ使ってみてください。 図 7: プロセス一覧のチェック ボックス チェックを行うとチェックされたプロセス名が使用しているディスク、ネットワーク接続先および使用帯域、メモリ使用量のみが表示されます (図 8)。 また、右側のグラフから一部橙色で表示された個所があることが分かるでしょうか? これは全体からフィルタされたプロセス (今回の場合 moe.exe) が使用した割合になります。CPU のプロセス概要の列に "Mesh Operating Environment" とありますね。これは Live Meshクライアントが使用しているネットワーク、プロセス、ディスクの情報を見ていることになります。チェックを外せばまた全体概要を閲覧することができますが、ここではチェックをこのままにして次の機能の説明を行いましょう。
ページのトップへ |
ブックマークブログにコピー([Ctrl] + [C] でコピーしてください) |