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その他の Office アプリケーションを自動化する

Microsoft Office 2000/Visual Basic プログラマーズ ガイド   

ここでは、ほかのアプリケーションから Office アプリケーションを自動化するために必要な手順について説明します。この動作は、ホスト アプリケーションでコードを実行し、別のアプリケーションを自動化することによって実行する場合もあります。ほとんどの場合、同じ方法で Office アプリケーションから別の Officeアプリケーションを自動化できますが、アプリケーションによっては作業が異なる場合があり、ここではその違いについて説明します。

メモ   インストールされていないオブジェクトが VBA コードにより参照されると、Windows インストーラが必要な機能のインストールを試みます。Outlook および FrontPage 以外のすべての Office アプリケーションでは、FeatureInstall プロパティを使用して、インストールされていないオブジェクトが参照される際の動作を制御できます。このプロパティを既定の msoFeatureInstallOnDemand に設定すると、インストールされていないオブジェクトを使用しようとした場合、Windows インストーラが必要な機能のインストールを試みます。この時、場合によっては時間がかかり、コンピュータが次のコマンドに対して応答していないと思われることがあります。これを判断する方法として、FeatureInstall プロパティを msoFeatureInstallOnDemandWithUI に設定し、機能がインストールされるときの状況を示す経過メーターを表示します。返されるエラーをトラップして独自のダイアログ ボックスをユーザーに表示するか、他のカスタム アクションを実行する場合は、FeatureInstall プロパティを msoFeatureInstallNone に設定します。詳細およびアプリケーション固有の動作については、第 2 章「Office ソリューションをデザインおよび配置する」を参照するか、Office アプリケーションのオンライン ヘルプで "FeatureInstall プロパティ" を検索してください。