AutoFilter プロパティ

Office web コンポーネント Visual Basic リファレンス

AutoFilter プロパティ

指定されたワークシートの AutoFilter オブジェクトを返します。

expression.AutoFilter

*expression   *   Worksheet オブジェクトを表すオブジェクト式を指定します。

解説

このプロパティを AutoFilter メソッドと混同しないようにしてください。このプロパティは、特定のワークシートの AutoFilter オブジェクトを返します。AutoFilter メソッドは Range オブジェクトを対象とし、オートフィルタを有効にします。

使用例

次の使用例は、セル範囲 A1:C20 のオートフィルタをオンにして、列 1 と列 3 に設定したフィルタを適用します。

Sub Apply_AutoFilter()
    Dim afFilters
    Dim afCol1
    Dim afCol3

    ' オートフィルタをオンにします。
    Spreadsheet1.Worksheets("Sheet1").Range("A1:C20").AutoFilter

    ' AutoFilter オブジェクトをオブジェクト変数に設定します。
    Set afFilters = Spreadsheet1.Worksheets("sheet1").AutoFilter

    Set afCol1 = afFilters.Filters(1)
    Set afCol3 = afFilters.Filters(3)

    ' 列 A から青を除外する条件を追加します。
    afCol1.Criteria.Add "青"

    ' 列 A から緑を除外する条件を追加します。
    afCol1.Criteria.Add "緑"

    ' 列 C から黄を除外する条件を追加します。
    afCol3.Criteria.Add "黄"

    ' 条件を適用します。
    afFilters.Apply
End Sub