手順 2 : クロールされたプロパティのマップ
Microsoft Office SharePoint Server 2007 でのエンタープライズ検索 がコンテンツをクロールする際、検索コンポーネントはそのコンテンツ内の新規プロパティを検出することができます。これらはクロールされたプロパティと呼ばれます。クロールされたプロパティを検索ユーザー体験で使用できるようにするには、これらを管理プロパティにマップする必要があります。クロールされたプロパティを既存の管理プロパティにマップすることも、マップ用の管理プロパティを作成することもできます。
デフォルトでは、コンテンツ インデックスには、テキスト プロパティの値のみが含められます。テキスト プロパティ以外のプロパティの値を含めるには、クロールされたプロパティの [マップ先コンテンツ] 設定を変更して、既定の処理を上書きできます。
このトピックでは、AdventureWorks SQL Server 2000 のサンプルのために、クロール プロパティを管理プロパティにマップします。
このトピックでは、以下のタスクについて説明します。
クロールされたプロパティの [マップ先コンテンツ] の設定の変更
新しい管理プロパティの作成
クロールされたプロパティを管理プロパティへマップ
コンテンツ ソースのフル クロールの開始
ProductID プロパティのマップ先コンテンツ設定を変更するには
ブラウザで、[検索設定の構成] ページに移動します。
[メタデータ プロパティのマッピング] をクリックします。
[クロールされたプロパティ] をクリックします。
[ビジネス データ] をクリックします。
[ AdventureWorks.Product.ProductID] をクリックします。
[管理プロパティへのマッピング] で [このプロパティの値を検索インデックスに取り込む] をクリックします。
[OK] をクリックして変更を保存します。
すると、この [AdventureWorks.Product.ProductID] プロパティの [インデックスに追加済み] 欄に [はい] が表示されます。
[商品] のコンテンツ ソースからクロールされたプロパティをマップするには
ブラウザで、[検索設定の構成] ページに移動します。
[メタデータ プロパティのマッピング] をクリックします。
[新しい管理プロパティ] をクリックします。
[名前と種類] については、[プロパティ名] フィールドで [ProductName] を入力し、[テキスト] を選択します。
[クロールされたプロパティへのマッピング] で [マッピングの追加] をクリックします。
カテゴリのリストから [ビジネス データ] をクリックします。
クロール プロパティのリストで、AdventureWorks ビジネス データ アプリケーションの [商品] エンティティの [名前] フィールドのクロールされたプロパティを選択します。
クロールされたプロパティ名は、AdventureWorksSample.Product.Name と類似しています。
[OK] をクリックして [クロールされたプロパティの選択] ウィンドウを閉じてから、[OK] をクリックして管理プロパティを作成します。
手順 8 から 15 を繰り返して、残りの [商品] エンティティ フィールドに対して以下の管理プロパティの作成とマップを行います。
[AdventureWorksSample.Product.ProductID]、ProductID にマップ
[AdventureWorksSample.Product.ProductNumber]、ProductNumber にマップ
これらのプロパティの変更は、検索サービスがコンテンツ ソースの他のフル クロールを終了するまで適用されません。
[商品] のコンテンツ ソースのフル クロールを開始するには
ブラウザで、[検索設定の構成] ページに移動します。
[コンテンツ ソースの管理] ページを開くには、[コンテンツ ソースとクロールのスケジュール] をクリックします。
[AdventureWorksProduct] コンテンツ ソースの下矢印をクリックしてポップアップ メニューを表示し、[フル クロールの開始] をクリックします。
See Also
タスク
[ウォークスルー] AdventureWorks ビジネス データ アプリケーション サンプルの検索を構成する