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SharePoint Foundation のイベント ログ

最終更新日: 2009年12月9日

適用対象: SharePoint Foundation 2010

通知メッセージの作成は、その通知を生成した変更の後に行われます。通知にはイベント ログのデータが使用されます。これは、メッセージ送信の時点では、変更されたアイテムが存在しないことや、別のフォームで存在していることがあるからです。

イベント ログは、EventCache という名前の SQL テーブルを使用して、発生した SQL レベルのイベントを記録します。テーブルの各行はイベントに対応します。イベントは SharePoint Foundation オブジェクト モデルを使用して確認することができます。変更ログのエントリへのプログラムによるアクセス方法については、この SDK の「SharePoint 開発者のためのログ記録」ノードを参照してください。

テーブルに書き込まれた行数は、イベントの意味を取り込むために必要な最小数です。イベントを確認するユーザーが、イベント行を使用して特定のイベントが示唆するすべての意味を解釈する方法を理解していることが前提となっています。たとえば、フォルダーが削除された場合、変更ログに書き込まれるイベントはフォルダー削除イベントだけです。フォルダーに含まれるファイルやサブフォルダーのイベントは一切書き込まれません。フォルダー削除イベントを確認するユーザーは、それがフォルダーの内容全体の削除を意味することを理解する必要があります。

既定では、変更ログのデータの有効期間は 15 日間です。この有効期間は、サーバーの全体管理アプリケーションで構成できます。タイマー ジョブは、期限が終了したすべての変更ログのエントリの削除を毎日実行します。

関連項目

概念

SharePoint Foundation での通知