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新機能: クライアント オブジェクト モデル

最終更新日: 2010年4月13日

適用対象: SharePoint Foundation 2010

Microsoft SharePoint Foundation 2010 には、SharePoint サイトとの通信用に新しく 3 種類のクライアント API が導入されており, .NET マネージ アプリケーション (Microsoft .NET Framework 3.5 以降)、Microsoft Silverlight アプリケーション (Silverlight 以降)、またはブラウザー内で実行される ECMAScript (JavaScript、JScript) から使用できます。これらの新しい API では、サーバー側オブジェクト モデルの Microsoft.SharePoint 名前空間に含まれる型やメンバーのサブセットにアクセスできます。

新しいクライアント オブジェクト モデルは、リモート コンピューターから SharePoint データとやり取りを実行するためのオブジェクト指向システムを提供するものであり、多くの点において既存の SharePoint FoundationWeb サービスよりも使いやすくなっています。最初に、現在の要求コンテキストを表すクライアント コンテキスト オブジェクトを取得します。このコンテキストを通じて、SharePoint Foundation 階層構造内のサイト コレクション レベル以下にあるクライアント オブジェクトにアクセスします。各種クライアント オブジェクトは ClientObject クラス (JavaScript: ClientObject) を継承しているので、それらを使用して、特定の SharePoint オブジェクトに関するプロパティの取得、子オブジェクトとそのプロパティの取得、またはコレクションからの子アイテムの取得を行うことができます。

関連項目

概念

一般的なプログラミング作業

その他の技術情報

マネージ クライアント オブジェクト モデル

クライアント クラス ライブラリ

ECMAScript クラス ライブラリ