SharePoint 管理シェルにおける Windows PowerShell

最終更新日: 2010年3月24日

適用対象: SharePoint Foundation 2010

Windows PowerShell™ は、マイクロソフトから提供された、Windows 管理作業のコンテキストで Cmd.exe を補完する新しいコマンドライン ツールおよびサポート スクリプト言語です。SharePoint の管理においては、Windows PowerShell が Stsadm.exe 管理ツールに代わるものとなります。SharePoint Foundation でのスクリプトや管理ファイルの現在および今後のすべての開発では、SharePoint 管理シェルで公開されているこの新しい Windows PowerShell スクリプト テクノロジを使用することをお勧めします。

現在の管理コマンドライン ツールに一般的なもの (Cmd.exe) と SharePoint Foundation 特有のもの (Stsadm.exe) の 2 つのフレーバーがあるのと同じように、Windows PowerShell にも一般的なコマンドライン ツールと SharePoint 特有のアドインの両方が存在します。両者の違いは、それらを示すのに使用される名前と、それらの根底にあるオブジェクト モデルの双方に反映されています。SharePoint 特有のツールは SharePoint 管理シェルという名前で呼ばれており、両者の内部の違いはそれぞれの基本クラスの継承に反映されています。

Windows PowerShell コマンドレットが基本クラスである PSCmdlet から派生しているのに対し、SharePoint 管理シェルで公開されている SharePoint Foundation のコマンドレットは SPCmdlet という特別な基本クラスから派生しています (SPCmdlet 自体は PSCmdlet クラスから派生しています)。SPCmdlet 基本クラスは、Microsoft.SharePoint.PowerShell 名前空間に含まれます。

Windows PowerShell コマンドレットの開発に関する情報

以下のヘルプ トピックおよび記事では、Windows PowerShell コマンドレットの開発の基本事項を説明しています。

SharePoint 管理シェル用のコマンドレットの開発に関する情報

Microsoft SharePoint Foundation 2010 の Software Development Kit (SDK) 内にある以下のヘルプ トピックでは、SharePoint 管理シェル用のコマンドレット開発について説明しています。