Windows Powershell コマンドレットと ULS ログの使用

最終更新日: 2015年3月9日

適用対象: SharePoint Foundation 2010

Microsoft SharePoint Foundation 2010 では、Windows PowerShell コマンドレットを使用して管理タスクを行うことができます。このテクノロジを使用すると、統合ログ サービス (ULS) ログの設定を操作することもできます。

概要

ULS には、次のような操作を行うための Windows PowerShell コマンドレットが用意されています。

  • ULS 構成設定を変更する

  • トレースおよびイベント レベルを調整する

  • 現在のログをフラッシュし、新しいログを開始する

  • トレース ログを照会およびフィルター処理する

  • 複数のコンピューターのトレース ログを結合する

コマンドレットの例

名詞

説明

目的

Get-SPDiagnosticConfig

診断構成の値を取得します。

診断構成

Set-SPDiagnosticConfig

診断構成の値を設定できるようにします。

診断構成

Get-SPLogLevel

IDiagnosticsLevel2 オブジェクトを返すか、診断レベルのリストを表示します。

トレース ログおよびイベント ログ調整

Set-SPLogLevel

ユーザーが一連のカテゴリのトレースおよびイベント レベルを設定できるようにします。

トレース ログおよびイベント ログ調整

Clear-SPLogLevel

トレースおよびイベント レベルを既定値にリセットします。

トレース ログおよびイベント ログ調整

New-SPLogFile

現在のログ ファイルを終了し、新しいログ ファイルを開始します。

ログ ファイルの制御

Get-SPLogEvent

ULS トレース ログの読み取り/照会を行います。

トレース ログの照会およびフィルター処理

Merge-SPLogFile

すべてのファーム サーバーのトレース ログ ファイルを 1 つのファイルに結合します。

トレース ログの結合

関連項目

概念

SharePoint 管理シェルにおける Windows PowerShell