コンテンツ タイプのユーザー設定情報
最終更新日: 2010年2月9日
適用対象: SharePoint Foundation 2010
コンテンツ タイプは、設計により拡張可能になっています。特殊な XML ノードを追加することにより、コンテンツ タイプ定義にユーザー設定情報を含めることができます。これらの XML ノードは、コンテンツ タイプ定義内の XmlDocument 要素 (ContentType) 要素で表され、オブジェクト モデルを通じてプログラミングによりアクセスできます。コンテンツ タイプには、任意の数の XMLDocument 要素を含めることができます。各 XMLDocument 要素のコンテンツは、指定した任意のスキーマで確認できます。ただし、それが有効な XML である必要があります。
コンテンツ タイプ内の XMLDocument 要素にユーザー設定情報を含めることにより、ソリューションを実装するために必要なユーザー設定情報をコンテンツ タイプ内にカプセル化して確実にコンテンツ タイプの一部になるようにすることができます。
サイト コンテンツ タイプに含まれている XMLDocument 要素は、そのコンテンツ タイプを基にしたすべての子にもコピーされます。
この情報をコンテンツ タイプに追加するには、次の 2 通りの方法があります。
コンテンツ タイプを準備する前に、コンテンツ タイプの準備に使用されるコンテンツ タイプ定義 XML に含まれている XmlDocument 要素 (ContentType) 要素として追加します。
詳細については、「コンテンツ タイプ定義」を参照してください。
コンテンツ タイプを準備した後に、Microsoft SharePoint Foundation 2010 オブジェクト モデル内の SPXmlDocumentCollection オブジェクトの Add メソッドを使用する。
XML ドキュメントに変更を加えてからプッシュダウン操作を実行する場合は、すべての子コンテンツ タイプで XML ドキュメント全体が上書きされます。詳細については、「子コンテンツ タイプを更新する」を参照してください。
SharePoint Foundation に含まれている XML ドキュメント スキーマ
SharePoint Foundation 自体に、コンテンツ タイプのユーザー設定フォームを指定したり、コンテンツ タイプの別のフォーム ページへのクライアント側リダイレクトを指定したりするために使用できる定義済みの XML ドキュメントが含まれています。
このスキーマは、SharePoint Foundation ユーザー インターフェイスにアイテムの表示ページ、新規作成ページ、および編集ページを表示するために使用されるフォーム テンプレートを指定することを可能にします。
このスキーマは、このコンテンツ タイプのアイテム用の別の表示フォーム ページ、編集フォーム ページ、および新規作成フォーム ページへのクライアント側リダイレクトを指定することを可能にします。