ユニファイド メッセージング サーバーのエラーおよびイベント リファレンス

 

適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3

トピックの最終更新日: 2009-11-20

Microsoft Exchange Server 2010 ユニファイド メッセージング (UM) のコンポーネント、機能、およびサービスにより生成されるエラーとイベントを使用して、ユニファイド メッセージング サーバーのトラブルシューティングや監視を効率的に行うことができます。

イベント ビューアーは、コンピューター上のプログラム、セキュリティ、およびシステム イベントに関するログを保持します。イベント ビューアーを使用すると、イベント ログを表示および管理し、ハードウェアやソフトウェアの問題に関する情報を収集し、Microsoft Windows セキュリティ イベントを監視できます。イベント ビューアーは Windows オペレーティング システムのツールであり、Microsoft Exchange のツールではありませんが、Exchange の問題のトラブルシューティングに役立ちます。ここでは、イベント ビューアーに関連する基本的な概念について説明します。

また、ユニファイド メッセージングによってイベント ビューアーに表示されるイベントや、それらのイベントを使ってユニファイド メッセージングを監視する方法、ユニファイド メッセージング サーバーで生成されるエラー メッセージについても説明します。

ユニファイド メッセージングのエラーとイベント

ユニファイド メッセージングにより、エラーとイベントがイベント ビューアーに生成され、ユニファイド メッセージングのコンポーネント、機能、およびサービスのトラブルシューティングやパフォーマンス検証を行うことができます。イベント ビューアーでは、エラー イベント、警告イベント、および情報イベントが重要度の順に追跡されます。イベント ビューアーのログには、Windows Server 2008 オペレーティング システムのすべてのサービスとプロセスの監査記録が示されます。

ユニファイド メッセージングのエラーとイベントは、ユニファイド メッセージングのコア コンポーネント、プロセス、およびサービスに基づく 6 つのカテゴリにグループ化されます。また、ユニファイド メッセージング サーバーで生成されたエラーまたはイベントをカテゴリ別にフィルター処理することもできます。ユニファイド メッセージングのエラーとイベントのカテゴリは次のとおりです。

  • UMCallData

  • UMClientAccess

  • UMCore

  • UMManagement

  • UMService

  • UMWorkerProcess

以下は、さまざまな種類のユニファイド メッセージングのエラーとイベントの一覧です。これらは、ユニファイド メッセージング サーバーで生成されるエラーとイベントの管理機能に従ってグループ化されています。

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