ユニファイド メッセージング サーバーのトポロジについて

 

適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3

トピックの最終更新日: 2010-05-13

Microsoft Exchange Server 2010 では、サーバー タスクをサーバーの複数の役割間で分散するサーバー アーキテクチャをサポートしています。この種類のアーキテクチャの場合、ユニファイド メッセージング (UM) サーバーは着信呼び出しを受け付けます。次に、このユニファイド メッセージング サーバーは、処理のために適切なサーバーにメッセージをルーティングします。ルーティング先のサーバーは、クライアント アクセス サーバー、メールボックス サーバー、またはハブ トランスポート サーバーの場合があります。ハブ トランスポート サーバーの役割がインストールされているサーバーは、以前はブリッジヘッド サーバーと呼ばれていました。

ここでは、一般的なネットワークにある  ユニファイド メッセージング サーバーと組織内のテレフォニー コンポーネントの関係について説明します。

1 台の PBX を含む UM トポロジ

次の図は、1 台の構内交換機 (PBX) を含む Exchange Server 2010 ユニファイド メッセージング トポロジを示します。

1 台の PBX を含む UM トポロジ

簡素な UM テクノロジ

複数の PBX を含む UM トポロジ

次の図は、複数の PBX を含む Exchange 2010 ユニファイド メッセージング トポロジを示します。

複数の PBX を含む UM トポロジ

詳細な UM トポロジ

次の図は、複数の PBX を含む Exchange 2010 ユニファイド メッセージング トポロジの集中管理システムを示します。この構成では、すべてのユニファイド メッセージング サーバーを 1 つの場所に配置できます。各支社に IP ゲートウェイを展開し、各支社のレガシ ボイス メッセージング システムを置き換えます。IP ゲートウェイは PBX の近く配置されているので、メキシコシティとオースティンの両サイトからハブ トランスポート サーバー、クライアント アクセス サーバー、およびメールボックス サーバーを削除できます。

注意

IP ゲートウェイと UM サーバー間のラウンド トリップ時間は、300 ミリ秒を超えないようにしてください。

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