ユニファイド メッセージング サーバー コンポーネントについて

 

適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3

トピックの最終更新日: 2009-10-03

Microsoft Exchange Server 2010 ユニファイド メッセージング (UM) の展開と運用のためには、Active Directory オブジェクトが必要です。UM Active Directory オブジェクトは、テレフォニー インフラストラクチャと Exchange 2010 UM Active Directory 環境を接続します。

UM Active Directory オブジェクト

UM Active Directory オブジェクトを使用すると、ユニファイド メッセージングを Active Directory および既存のテレフォニー インフラストラクチャに統合できます。Active Directory は、作成されるすべての UM オブジェクトとその構成設定のためのコンテナーとして機能します。Exchange 2010 内の各 UM オブジェクトは、Active Directory 環境でユニファイド メッセージングをサポートするために必要です。UM Active Directory オブジェクトには、テレフォニーのハードウェア デバイスを論理的に表すために作成されるものもあれば、組織のテレフォニー ダイヤル プランを表したり、ユニファイド メッセージングの特定の機能をサポートするために作成されるものもあります。次の図に、Active Directory で見られる UM オブジェクト間の関係を示します。

UM Active Directory オブジェクト間の関係

UM 論理関係

UM Active Directory オブジェクトと、ユニファイド メッセージングで使用可能な機能の間には、密接に統合され、相互に接続された関係があります。組織でユニファイド メッセージングを適切に計画して展開するためには、各 UM オブジェクト間の論理的な関係について十分に理解する必要があります。

UM Active Directory オブジェクトの詳細については、以下のトピックを参照してください。

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