外部クライアント アクセス名前空間の構成
適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3
トピックの最終更新日: 2011-05-19
ユーザーが携帯電話とメールボックスを同期させている場合、モバイル デバイスの管理ウィザードを使用してそのユーザーの携帯電話を表示および管理できます。
携帯電話に関連する他の管理タスクについては、「Exchange ActiveSync デバイスの管理」を参照してください。
前提条件
ユーザーは携帯電話とメールボックスを同期することができます。
実行内容
EMC を使用して外部クライアント アクセスの名前空間を構成する
シェルを使用して外部クライアント アクセスの名前空間を構成する
EMC を使用して外部クライアント アクセスの名前空間を構成する
この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「クライアント アクセス許可」の「クライアント アクセス サーバー設定」。
コンソール ツリーで、[サーバーの構成] > [クライアント アクセス] にアクセスします。
操作ウィンドウで、[外部クライアント アクセス ドメインの構成] をクリックし、**[外部クライアント アクセス ドメインの構成]**ウィザードを開きます。
- このウィザードを使用すると、外部 DNS アドレスに 1 つ以上のクライアント アクセス サーバーを関連付けることができます。外部クライアント アクセス ドメインを指定すると、すべてのサービスの
ExternalURL
プロパティが構成されます。
- このウィザードを使用すると、外部 DNS アドレスに 1 つ以上のクライアント アクセス サーバーを関連付けることができます。外部クライアント アクセス ドメインを指定すると、すべてのサービスの
[外部クライアント アクセス ドメインの構成] ページで、外部クライアント アクセス サーバーで使用するドメイン名を入力します。
[追加] をクリックし、この ExternalURL に関連付けるクライアント アクセス サーバーを選択します。
[構成] をクリックして、**[外部クライアント アクセス ドメインの構成]**ウィザードを終了します。
シェルを使用して外部クライアント アクセスの名前空間を構成する
この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「クライアント アクセス許可」の「クライアント アクセス サーバー設定」。
これらの例では、クライアント アクセスの各方法およびユニファイド メッセージングの ExternalURL
プロパティを構成します。これらの各構成変更は、**[外部クライアント アクセスの名前空間の構成]**ウィザードの機能を複製するために必要です。
次の例では、Exchange ActiveSync 仮想ディレクトリの ExternalURL
プロパティを構成します。
Set-ActivesyncVirtualDirectory -Identity "CAS_Server_Name\Microsoft-Server-ActiveSync (Default Web Site)" -ExternalURL Https://mail.contoso.com/Microsoft-Server-Activesync -BasicAuthentication $True
次の例では、Outlook Web App 仮想ディレクトリの ExternalURL
プロパティを構成します。
Set-OwaVirtualDirectory -Identity "CAS_Server_Name\OWA (Default Web Site)" -ExternalURL Https://mail.contoso.com/OWA -FormsAuthentication $True -BasicAuthentication $True
次の例では、Outlook アドレス帳仮想ディレクトリの ExternalURL
プロパティを構成します。
Set-OABVirtualDirectory -Identity "CAS_Server_name\oab (Default Web Site)" -ExternalUrl https://mail.contoso.com/oab
次の例では、Exchange Web サービス仮想ディレクトリの ExternalURL
プロパティを構成します。
Set-WebServicesVirtualDirectory -Identity "CAS_Server_Name\EWS (Default Web Site)" -ExternalUrl https://mail.contoso.com/ews/exchange.asmx
次の例では、ユニファイド メッセージング仮想ディレクトリの ExternalURL
プロパティを構成します。
Set-UMVirtualDirectory -Identity "CAS_Server_Name\unifiedmessaging (Default Web Site)" -ExternalUrl https://mail.contoso.com/unifiedmessaging/service.asmx
次の例では、Outlook Anywhere 仮想ディレクトリの ExternalURL
プロパティを構成します。
Enable-OutlookAnywhere -Server CAS01 -ExternalHostname "mail.contoso.com" -ExternalAuthenticationMethod "Basic" -SSLOffloading:$False
詳細情報
Exchange ActiveSync 仮想ディレクトリのプロパティの表示または構成
Outlook Web App 仮想ディレクトリの表示または構成
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