Lync Server 2013 でのオプション ソフトウェアのインストール

 

トピック最終更新日時: 2013-02-21

Microsoft Lync Server 2013 計画ツールは、Microsoft Excel と Microsoft Visio にエクスポートするように設計されています。 これらのアプリケーションは計画ツールの操作には必要ありませんが、設計のデプロイとドキュメントに大きな価値を与えます。

オプション ソフトウェア

Microsoft Excel

デザインを Microsoft Excel にエクスポートすると、次の 7 つのタブがあるスプレッドシートを表示するレポートが作成されます。

  • 概要 - ユーザー数、容量の設定値、サーバー プロファイル情報などの、サイトの構成情報を表示します。

  • ハードウェアのプロファイル - CPU、メモリ、ディスク、ネットワーク インターフェイスなど、トポロジで指定されているサーバーの推奨ハードウェア構成についてのレポートを表示します。 サーバー コンポーネントの数量および推奨仕様も含まれます。 各サーバーはサイト別に定義されているので、サイトごとのサーバー要件を詳細に示します。

  • ポートの要件 - 有効にされているすべてのポートのレポートと、DNS 負荷分散 (DNS LB) およびロード バランサー機器 (HLB) への関連付けのレポートを表示します。 このレポートは、ファイアウォール、DNS LB、および HLB の構成を計画するために使用します。

  • 概要レポート – Edge Server ネットワークの設定に必要な設定の一般的な概要を表示します。

  • 証明書レポート – エッジ サーバーを実行するために必要な証明書に必要なサブジェクト名とサブジェクト代替名を表示します。

  • ファイアウォール レポート - 内部および外部インターフェイス用の発信元および宛先のポートと IP アドレスを表示します。

  • DNS レポート - 作成する DNS エントリごとに必要な完全修飾ドメイン名 (FQDN) と IP/VIP アドレスを表示します。

Microsoft Visio

設計を Microsoft Visio にエクスポートすると、構成されたトポロジおよびインフラストラクチャのドキュメントに使用できるダイアグラムが作成されます。 インポートされたダイアグラムは、ドキュメントのニーズに合わせて編集や再編成ができます。 一般的な Visio のダイアグラムには、次の要素が含まれます。

注意

デザインのサイズが 3 つを超えるフロントエンド サーバーを必要とする場合は、フロントエンド プール、フロントエンド サーバー、SQL Server、IP アドレス、FQDN を実行しているコンピューター用に追加のページが作成されます。

  • グローバル トポロジ – 構成済みの Lync Server 2013 サイトの図。

  • [サイト名] タブ – Edge Server、ファイアウォール、ゲートウェイを備えた公衆交換電話網 (PSTN)、および内部サーバー展開を使用したサイト構成トポロジを表示します。 内部展開は、フロントエンド プール、SQL Server ベースのサーバー、Active Directory Domain Services、ディレクター、Exchange ユニファイド メッセージング (UM) サーバー、Exchange メールボックス サーバー、Office Web Apps サーバー、仲介サーバー、常設チャット サーバーなど、構成されたサーバーとプールで構成されます。

  • エッジ ネットワークダイアグラム – 関連付けられた IP アドレスと FQDN を使用したエッジ サーバー構成の詳細を示す図。 DNS 負荷分散やロード バランサー機器も含まれます。 さらに、ディレクターとフロント エンド サーバーまたはフロント エンド プールが表示され、関連付けられた DNS LB または HLB と割り当てられた IP アドレス (計画ツールでは IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの両方がサポートされます) と FQDN が表示されます。