Lync Server 2013 メディア バイパスの技術要件
トピック最終更新日時: 2012-09-21
PSTN への呼び出しごとに、仲介サーバーは、仲介サーバーを走査せずに、Lync エンドポイントの配信元のメディアを仲介サーバー ピアに直接送信できるかどうかを決定します。 ピアには、通話がルーティングされる仲介サーバー間のトランクに関連付けられた PSTN ゲートウェイ、IP-PBX、またはインターネット テレフォニー サービス プロバイダー (ITSP) のセッション ボーダー コントローラー (SBC) を使用できます。
メディア バイパスを使用できるのは、次の要件を満たす場合です。
仲介サーバー ピアは、メディア バイパスに必要な機能をサポートする必要があります。最も重要なのは、複数のフォークされた応答 ("早期ダイアログ" と呼ばれる) を処理する機能です。 ゲートウェイ、PBX、または SBC が受け入れることができる早期ダイアログの最大数の値を取得するには、ゲートウェイまたは PBX の製造元、または ITSP にお問い合わせください。
仲介サーバー ピアは、Lync エンドポイントから直接メディア トラフィックを受け入れる必要があります。 多くの ITSP では、SBC が仲介サーバーからのみトラフィックを受信できます。 ITSP に問い合わせて、SBC が Lync エンドポイントから直接メディア トラフィックを受け入れるかどうかを判断します。
Lync クライアントと仲介サーバー ピアは十分に接続されている必要があります。つまり、帯域幅の制約がない WAN リンク経由でリージョンに接続するネットワーク サイトまたは同じネットワーク リージョンに配置されている必要があります。