カスタム アクション

カスタム アクションは、ユーザーに対して表示されるツール バーやメニューに追加できるリンク、ツール バー ボタン、メニュー項目、または任意のコントロールを表します。カスタム アクションは、リストの種類、コンテンツ タイプ、ファイルの種類、またはプログラム識別子 (ProfID) にバインドできます。

CustomAction 要素を使用してコントロールをツール バーに追加する場合、標準の ASP.NET コントロールとユーザー コントロールがサポートされます (テキスト ボックスやオプション ボタンなど)。ただし、ツール バーのドロップダウン メニューにコントロールを追加する場合 (たとえば、リスト ビュー ツール バーの [アクション] メニュー)、このコントロールはドロップダウン メニュー内のメニュー項目をインスタンス化できるのみです。つまり、ドロップダウン メニューに Web パーツや任意のコントロールを追加することはできません。

適用範囲 :

  • ファーム : はい

  • Web アプリケーション : はい

  • サイト コレクション : はい

  • Web サイト : はい

カスタム ツール バー、メニュー項目、およびリンクをアクティブ化する

カスタム アクションをアクティブ化すると、カスタム アクションに関連付けられたカスタム ツール バー、メニュー項目、およびリンクが表示され、それぞれの場所で機能します。

カスタム ツール バー、メニュー項目、およびリンクを非アクティブ化する

カスタム アクションを非アクティブ化すると、そのカスタム アクションに関連付けられたカスタム ツール バー、メニュー項目、およびリンクが機能しなくなります。それぞれの場所にも表示されません。

Windows SharePoint Services をインストールすると、ContentTypeSettings フォルダと SiteSettings フォルダが Template\Features ディレクトリに作成されます。これらの各フォルダには Feature.xml ファイルに加えて ContentTypeSettings.xml ファイルと SiteSettings.xml ファイルが含まれ、Feature.xml ファイルがそれぞれを参照します。ContentTypeSettings ファイルは、ページ ManageContentType.aspx でコンテンツ タイプを編集するためのアクションを指定し、SiteSettings ファイルは、Settings.aspx に表示される管理アクションを指定します。

カスタム アクションのファイル形式の詳細については、「カスタム アクションの定義」を参照してください。