CustomAction 要素 (カスタム アクション)

リンクやツール バー アイテムに対応付ける、個々のカスタム アクションを定義します。

<CustomAction
  ContentTypeId = "Text"
  ControlAssembly = "Text"
  ControlClass = "Text"
  ControlSrc = "Text"
  Description = "Text"
  GroupId = "Text"
  Id = "Text"
  ImageUrl = "Text"
  Location = "Text"
  RegistrationId = "Text"
  RegistrationType = "Text"
  RequireSiteAdministrator = "TRUE" | "FALSE"
  Rights = "Text"
  Sequence = "Integer"
  ShowInLists = "TRUE" | "FALSE"
  ShowInReadOnlyContentTypes = "TRUE" | "FALSE"
  ShowInSealedContentTypes = "TRUE" | "FALSE"
  Title = "Text">
</CustomAction>

属性

属性

説明

ContentTypeId

オプションの Text。カスタム アクションに対応付けるコンテンツ タイプの ID を指定します。

ControlAssembly

オプションの Text。カスタム アクションを操作するコントロールのアセンブリを指定します。

ControlClass

オプションの Text。カスタム アクションを操作するコントロールのクラスを指定します。

ControlSrc

オプションの Text。カスタム アクションのソースとして機能する .ascx ファイルの相対 URL を指定します (例 : "~/_controltemplates/myCustomAction.ascx")。

Description

オプションの Text。アクションの説明文で、ヒント、あるいは補助的な説明として表示します。

GroupId

オプションの Text。このアクションが属するグループを、たとえば "SiteManagement" のように表します。カスタム アクション グループに属している場合、GroupId 属性の値は、該当する CustomActionGroup 要素のグループ ID 値と一致している必要があります。

Windows SharePoint Services で使用される既定のカスタム アクション グループ ID の一覧については、「カスタム アクションの既定の場所および ID」を参照してください。

Id

オプションの Text。カスタム アクションの一意な識別子を指定します。GUID を指定しても、"HtmlViewer" のような意味のある文字列を指定してもかまいません。Windows SharePoint Services で使用される既定のカスタム アクション ID の一覧については、「カスタム アクションの既定の場所および ID」を参照してください。

ImageUrl

オプションの Text。アイテムに対応するアイコン画像を指す、仮想サーバーを基準とした相対リンクを指定します。

Location

オプションの Text。このカスタム アクションの配置場所を、"Microsoft.SharePoint.SiteSettings" のように表します。カスタム アクションがメニュー アイテムやツール バー ボタンの場合は、EditControlBlock、NewFormToolbar、DisplayFormToolbar、EditFormToolbar などの中から指定できます。

カスタム アクション グループに属する場合、Location 属性の値は、該当する CustomActionGroup 要素の場所と同じでなければなりません。

Windows SharePoint Services で使用される既定のカスタム アクションの場所の一覧については、「カスタム アクションの既定の場所および ID」を参照してください。

RegistrationId

オプションの Text。このアクションに対応するリストまたはアイテムのコンテンツ タイプ識別子、ファイル型、プログラム ID (ProgID) のいずれかを指定します。

RegistrationType

オプションの Text。RegistrationId に指定したのが何であるかを指定します。以下のいずれかの値を使用できます。

  • ContentType

  • FileType

  • List

  • ProgId

RequireSiteAdministrator

オプションの Boolean。TRUE ならば、サイト管理者に対してのみ表示します。そうでない場合は FALSE となります。リスト アイテムに関連付けられている Windows SharePoint Services コマンドのドロップダウン メニューに RequireSiteAdministrator 属性を使用することはサポートされていません。

Rights

オプションの Text。ユーザーにこの権限がある場合に限りリンクを表示する、という権限を、"ViewListItems,ManageAlerts" のように指定します。指定しなければ、どのユーザーに対しても表示されます。権限を複数指定する場合は、カンマで区切って列挙してください。列挙した権限は AND で結ばれていると見なし、すべての権限を持つユーザーに対してのみ表示するようになります。使用できる値については、Microsoft.SharePoint.SPBasePermissions を参照してください。

Sequence

オプションの Integer。アクションの適用順序 (優先順位) を指定します。

ShowInReadOnlyContentTypes

オプションの Boolean。TRUE ならば、コンテンツ タイプの管理ページでは、読み込み専用と設定されているコンテンツ タイプに対してのみカスタム アクションを表示するようになります。既定値は FALSE です。

ShowInSealedContentTypes

オプションの Boolean。TRUE ならば、コンテンツ タイプの管理ページでは、シールされたコンテンツ タイプに対してのみカスタム アクションを表示するようになります。既定値は FALSE です。

Title

必須の Text。ユーザー向けの説明文を指定します。

子要素

UrlAction

親要素

Elements

出現回数

最小 : 1

最大 : 制約なし

Remarks

CustomAction 要素を使うと、標準的な ASP.NET コントロールやユーザー コントロール (たとえば、テキスト ボックス、またはオプション ボタン) を、カスタム アクションとしてツール バーに追加できます。ただし、ツール バーのドロップダウン メニューに追加できるのは、メニュー アイテムとして表示されるコントロールに限ります。Web パーツその他は、追加できません。

この要素の使用方法の例については、「カスタム アクションの定義」を参照してください。

Microsoft.Win32.RegistryKey#4

See Also

概念

カスタム アクションの既定の場所および ID