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要素の範囲

ファーム、Web アプリケーション (または仮想サーバー)、サイト コレクション、および Web サイトを含む単独の範囲に対してフィーチャーをアクティブ化できます。フィーチャーの範囲は、Feature 要素の Scope 属性を設定することで決定されます。

Web サイト フィーチャーが個々の Web サイト レベルを範囲とするのに対し、サイト コレクション フィーチャーは、全体としてサイト コレクションに適用されるアイテム (たとえば、サイト コレクションにわたって共有されるコンテンツ タイプ) や、サイトごとにアクティブ化できるアイテムを含みます。サイト コレクションまたはサイト範囲を持つことができる要素には、リスト定義 (テンプレートおよびインスタンス)、モジュール (ファイル セット)、およびアイテム コンテンツ タイプの動作 (アイテムごとのカスタム メニュー オプションおよびアイテムごとのイベント) があります。

注意

Web サイトを範囲とするフィーチャーの場合、ユーザーがオブジェクト モデルまたはユーザー インターフェイス (UI) を通じてフィーチャーのアクティブ化または非アクティブ化とプロパティの更新を実行するには、Web サイトに対する ManageWeb 権限が必要です。サイト コレクションを範囲とするフィーチャーの場合、ユーザーがオブジェクト モデルを通じてフィーチャーのアクティブ化または非アクティブ化とプロパティの更新を実行するには、サイト コレクションのルート Web サイトに対する ManageWeb 権限が必要ですが、[サイト コレクションの機能] ページにナビゲートし、UI を通じてフィーチャーをアクティブ化または非アクティブ化するには、ユーザーがサイトコレクション管理者である必要があります。

Web アプリケーション フィーチャーはアクティブ化または非アクティブ化できます。Web アプリケーション フィーチャーは、たとえば次の種類の要素を含むことができます。

  • 管理 Web アプリケーション リンクまたはその他のリンク

  • 委任コントロールの登録

  • フィーチャー/サイト テンプレート関連付け

  • ドキュメント変換の登録

ファーム フィーチャーは、サーバー ファーム全体を対象範囲とします。ファーム フィーチャーには、展開内でアプリケーションおよびロジックを実装するのに重要ないくつかの要素が含まれます。たとえば、ファーム フィーチャーは、/_layouts ページおよびファイル、/_admin ページ、およびその他の要素へのリンクを含むことができます。

範囲およびフィーチャーのグローバリゼーション

サポート ファイルのためのフィーチャーには、次の 2 種類のリソースを実装できます。

  • ローカル リソース。\Template\Features ディレクトリの Features フォルダ内のサブディレクトリに格納されます。

  • 共有アプリケーション フィーチャーおよびサイト定義リソース。\web server extensions \12\Resources に格納され、フィーチャーおよびサイト定義内で使用されます。