USMT または Windows 転送ツールを使用してユーザー設定を移行する

適用対象: Office Resource Kit

 

トピックの最終更新日: 2008-09-04

Microsoft では、ユーザー ファイルと設定の移行のための移行ツールとして、ユーザー状態移行ツール (USMT) 3.0 (大規模展開向け) と Windows 転送ツール (コンピュータ 1 台ずつの移行向け) の 2 つを提供しています。

USMT 3.0

Windows XP、Windows Vista、および 2007 Microsoft Office system の大規模展開では、ユーザー ファイルと設定の移行に USMT 3.0 を使用できます。USMT では、デスクトップおよびアプリケーションの設定と、ユーザー アカウントおよびファイルが取得され、新しくインストールされた Windows および 2007 Office system へと移行されます。USMT を使用すると、移行のプロセスはより強力で単純なものになります。詳細については、「ユーザー状態移行ツール 3.0」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=127848\&clcid=0x411) を参照してください。

Windows 転送ツール

1 台のコンピュータから別のコンピュータに設定を移行するには、Windows 転送ツール ウィザードを使用できます。このウィザードは Windows Vista に組み込まれています。Windows XP の場合は、「Windows XP 用 Windows 転送ツール」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=127849\&clcid=0x411) でダウンロードできます。Windows 転送ツール ウィザードでは、Windows 2000、Windows XP、または Windows Vista を実行しているコンピュータから Windows Vista ベースのコンピュータに、個人のデータが自動的に転送されます。転送されるのは、ユーザー アカウント、ファイルとフォルダ、電子メール メッセージおよび設定、アドレス帳の連絡先、Windows の設定で、プログラムは転送されません。