Office 2010 のリモート デスクトップ サービス (ターミナル サービス) 関連のセットアップ カスタマイズ

 

適用先: Office 2010

トピックの最終更新日: 2016-11-29

リモート デスクトップ サービスによる Microsoft Office 2010 の展開を正しく機能させるためにはボリューム ライセンス キーが必要です。この記事では、リモート デスクトップ サービス (以前のターミナル サービス) 関連のカスタマイズについて説明します。

この記事の内容

  • [初めて実行するときにインストール]

  • 画面の点滅

  • TSAbsent と TSDisabled

[初めて実行するときにインストール]

Office 2010 をマルチユーザーのリモート デスクトップ サービスに対応するコンピューターに展開するときは、インストール状況 ([要求時にインストール] | [アドバタイズ] | [設定]) を [マイ コンピューターから実行] に設定することをお勧めします。

インストール状況の設定が [初めて実行するときにインストール] であると、Office 2010 のインストールが成功するかどうかは保証されません。

画面の点滅

サードパーティのクライアント (Citrix の ICA クライアントなど) で Windows Server 2003 ターミナル サーバー セッションに接続されたPowerPoint 2013 を使用すると画面が点滅します。

ターミナル サーバー セッションで Windows Presentation Foundation (WPF) アプリケーションを実行すると、この現象が起こる可能性があります。

この問題の原因と解決方法については、マイクロソフト サポート技術情報の記事「955692: 画面のちらつきを Windows Server 2003 ターミナル サーバー セッションで WPF アプリケーションを起動したとき」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=184709\&clcid=0x411) を参照してください。

TSAbsent と TSDisabled

TSAbsent と TSDisabled で強制した動作をカスタム Config.xml ファイルまたはセットアップ カスタマイズ (.msp) ファイルで上書きできます。

たとえば、OutlookVBScript の既定値は TSDisabled ですが、この設定を Config.xml または .msp ファイルで上書きできます。

特定のオプションに関するリモート デスクトップ セッション ホスト サーバーの属性は、既定の状況に変更を加えるものであり、ある特定の状況を強制するものではありません。