Project Server 2007 のメンテナンス計画を監視する

更新日: 2008年9月

 

トピックの最終更新日: 2008-09-16

データベース メンテナンス計画は整合性が維持されなくては意味がなく、そのためには監視が必要です。運用面では、メンテナンスが成功したことと期間を監視する必要があり、システムのパフォーマンスを監視して、ユーザーから報告がある前にシステムのパフォーマンス低下を検出する必要があります。それには、System Center Operations Manager などのソリューション監視ソフトウェアの使用をお勧めします。マイクロソフトからは、Microsoft Office Project Server 2007 のアーキテクチャに含まれる Microsoft SQL Server、Windows SharePoint Services 3.0、Microsoft Office SharePoint Server 2007、Office Project Server 2007 などの特定の製品のベスト プラクティスに従った監視機能を提供する、管理パックがリリースされています。

夜間バックアップ、1 時間ごとのトランザクション ログ バックアップなど、一部のメンテナンス作業は、失敗したときにシステムのパフォーマンスやデータの整合性に重大な影響を及ぼすことがあります。したがって、それらの実行を監視することが重要です。ほとんどの運用環境には既存の警報システムがあり、可能な場合は、Project Server のデータベース メンテナンス計画の実行をこれらと統合する必要があります。統合できない場合は、SQL Server エージェントのオペレータ メカニズムと SMTP 経由の SQLMail の組み合わせを使用して、簡単に基本的な警報機能を実装できます。メンテナンス計画をスケジュールするときに作成される SQL Server エージェント ジョブを編集し、メンテナンス作業が完了、成功、または失敗したときのオペレータ通知を追加できます。ソリューションの規模および運用面での環境の成熟度に応じて、良い通知 ("作業が成功した") と悪い通知 ("エラーが発生した") を組み合わせることが推奨されます。この組み合わせは、時間と共に変化する可能性があります。たとえば、初期の実装とテストの期間中は、定期的に通知を受け取ることで安心できますが、システムが成熟すると必要なくなる場合があります。

詳細については、以下の記事を参照してください。