検索利用状況データを確認する (Office SharePoint Server)

検索利用状況データは、ユーザーがどのようにサイトを利用し、どのような情報を探しているかを理解するのに役立ちます。サイト管理者は、エンド ユーザーが送信するクエリや、検索結果として最も閲覧されているページの両方を、確認およびエクスポートできます。

サイト管理者は、検索クエリと上位の検索結果ページの両方を分析して、ポータル サイトの使いやすさと検索結果の関連性を向上させることができます。利用状況のパターンを理解することで実現できる処理の例を、次に示します。

  • どのような用語がサイトの検索に使用されているかについて確認します。この分析に基づいて、検索インデックスに存在しない新しいキーワードを追加することができます。

  • 最も関連性の高いポータル ページ、ドキュメント、および外部 Web サイトでよく使用されるキーワードに一致するキーワードを作成します。

  • 検索結果の上位ジャンプ先ページを確認し、サイト ディレクトリの [トップ サイト] セクションに追加して、エンド ユーザーがそれらのページを見つけやすいようにします。

検索利用状況データを表示するには、システム管理者は検索利用状況データの記録と処理を実行するサイトを構成する必要があります。

注意

既定で、検索クエリのログ記録は、すべての共有サービス プロバイダ (SSP) で有効になっています。SSP 管理者がクエリのログ記録をオフにしている場合、この機能は使用できません。

  1. 検索利用状況データを表示する SSP の管理ページを開きます。

    SSP の管理ページを開くには、以下の操作を行います。

    1. トップ ナビゲーション バーの [アプリケーション構成の管理] をクリックします。

    2. [アプリケーション構成の管理] ページの [Office SharePoint Server 共有サービス] セクションで、[このファームの共有サービスの作成または構成] をクリックします。

    3. [このファームの共有サービスの管理] ページで、管理ページを開く SSP をクリックします。

  2. 共有サービスの管理ホーム ページの [検索] セクションで、[検索利用状況レポート] をクリックします。

  3. ナビゲーション領域の [検索利用状況レポート] で、[検索結果] をクリックします。

  4. 検索結果ページで最も閲覧されたページのレポートを表示するには、[検索結果レポート] ページの [検索結果の上位ジャンプ先ページ] セクションで、該当するオプションを選択します。