Enablessc : Stsadm 操作 (Windows SharePoint Services)
操作名 : Enablessc
説明
指定された Web アプリケーションの Self-Service Site Creation を有効にします。
この操作は、SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトの [Self-Service Site の管理] ページにある [Self-Service Site Creation の有効化] ユーザー インターフェイスを設定する操作と同じです。
注意
指定した Web アプリケーションのルートにチーム サイト テンプレートを使用したサイト コレクションがある場合、Self-Service Site Creation を有効にすると、[お知らせ] の一覧にリスト アイテムが追加されます。リスト アイテムはユーザーに URL を提供し、ユーザーはその URL を使用して独自のサイト コレクションを作成できます。
構文
stsadm -o enablessc
-url <URL 名>
[-requiresecondarycontact]
パラメータ
パラメータ名 | 値 | 必須/省略可 | 説明 |
---|---|---|---|
url |
有効な URL 名 (http://サーバー名など) |
必須 |
Self-Service Creation を有効にする Web アプリケーションの名前。 |
requiresecondarycontact |
<なし> |
省略可 |
サインアップ ページで代理の連絡先名を作成することをユーザーに要求する場合にのみ、使用してください。 代理の連絡先はサイト コレクション管理者にもなります。 |
備考
管理者サイト グループのメンバは、Windows SharePoint Services 3.0 を使用して Web サイトのサブサイトを作成できます。作成したサブサイトは、ホーム ページ、ドキュメント ライブラリを備えた完全な Windows SharePoint Services 3.0 サイトとして機能でき、また、各サブサイトに独自の権限を設定することもできます。Self-Service Site Creation は、管理者によって有効化される機能です。ユーザーはこの機能を使用して、独自のトップレベル Web サイトを作成できます。ユーザーには、サーバーまたは Web アプリケーションに対する権限は不要であり、Self-Service Site Creation がホストされている Web サイトに対する権限のみが必要です。ユーザーが基本情報をいくつか入力するだけで、そのユーザーを所有者および管理者とする新しいトップレベル Web サイトが作成されます。Self-Service Site Creation を有効にすると、管理者がユーザーの求めに応じてトップレベル Web サイトを作成する必要はなく、ユーザー自身がこの操作を実行できます。
例
MyServer というサーバーの Self-Service Site Creation を有効にし、各サイトの必須の連絡先名を 2 つにする場合は、次の構文を使用します。
stsadm -o enablessc -url http://MyServer -requiresecondarycontact
関連項目
概念
Self-Service Site Creation を構成する (Windows SharePoint Services)