コンテンツ データベースでリモート BLOB ストレージ (RBS) の使用を設定する (SharePoint Foundation 2010)

 

適用先: SharePoint Foundation 2010

この記事では、コンテンツ データベースを設定してリモート BLOB ストレージ (RBS) を使用する方法について説明します。ここでは、Microsoft SharePoint Foundation 2010 システムで使用するように RBS が既にインストールされていることを前提としています。RBS のインストールと構成については、「RBS をインストールして構成する (SharePoint Foundation 2010)」または「コンテンツ データベースが 4 GB より大きい場合に Windows SharePoint Services 3.0 のスタンドアロン インストールから SharePoint Foundation 2010 にアップグレードする (リモート BLOB ストレージ)」を参照してください。

RBS を使用するようにコンテンツ データベースを設定する

RBS を使用するようにコンテンツ データベースを設定するには、SQL Server で バイナリ ラージ オブジェクト (BLOB) ストアを準備し、コンテンツ データベースの情報を Web サーバーの RBS 構成に追加した後、RBS データ ストアをテストする必要があります。

以下の手順は、データベース サーバーに SQL Server Management Studio がインストールされていることを前提としています。インストールされていない場合は、「Microsoft SQL Server 2008 R2 RTM - Management Studio Express」(http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=186132&clcid=0x411) から Management Studio をダウンロードしてインストールできます。以下の手順は、ファーム内の Web サーバーまたはアプリケーション サーバーで実行できます。ただし、この記事では簡単にするために、このサーバーは Web サーバーのことを指します。

注意

以下の手順は、FILESTREAM RBS プロバイダーを使用していることを前提としています。他の RBS プロバイダーを使用している場合にこの操作を実行するには、そのプロバイダーの説明を参照してください。

コンテンツ データベースを設定して RBS を使用するには

  1. この手順の実行に使用するユーザー アカウントが、Web サーバーの Administrators グループのメンバーであること、および Microsoft SQL Server 2008 R2、SQL Server 2008 Service Pack 1 (SP1) (累積的な更新プログラム 2 の適用済み)、または SQL Server 2005 SP3 (累積的な更新プログラム 3 の適用済み) を実行しているコンピューターの SQL Server dbcreator および securityadmin 固定サーバー ロールのメンバーであることを確認してください。

  2. [スタート] ボタン、[すべてのプログラム]、[Microsoft SQL Server 2008]、[SQL Server Management Studio] の順にクリックします。

  3. [サーバーに接続] ダイアログ ボックスで、接続先のデータベース サーバーのサーバーの種類、サーバー名、および認証方法を指定して、[接続] をクリックします。

  4. [データベース] を展開します。

  5. BLOB ストアを作成するコンテンツ データベースを右クリックし、[新しいクエリ] をクリックします。

  6. [クエリ] ウィンドウで、以下に示す SQL クエリをこのとおりの順序でコピーして実行します。

    use [ContentDbName]
    if not exists (select * from sys.symmetric_keys where name = N'##MS_DatabaseMasterKey##')
    create master key encryption by password = N'Admin Key Password !2#4'
    
    use [ContentDbName]
    if not exists (select groupname from sysfilegroups where groupname=N'RBSFilestreamProvider')
    alter database [ContentDbName] add filegroup RBSFilestreamProvider contains filestream
    
    use [ContentDbName]
    alter database [ContentDbName] add file (name = RBSFilestreamFile, filename = 'c:\RBSStore') to filegroup RBSFilestreamProvider
    

    ここで、[ContentDbName] にはコンテンツ データベース名を指定し、c:\RBSStore には RBS データ ストアを格納する場所を "ボリューム\ディレクトリ" という形式で指定します。RBS ストアを準備できるのは一度だけです。同じ RBS データ ストアを 2 回以上準備しようとすると、エラーが発生します。

    ヒント

    最高のパフォーマンス、トラブルシューティングの簡素化、一般的なベスト プラクティスを実現するためには、オペレーティング システム、ページング ファイル、データベース データ、ログ ファイル、または tempdb ファイルが含まれていないボリュームに RBS データ ストアを作成することをお勧めします。

  7. [スタート] ボタン、[ファイル名を指定して実行] の順にクリックし、[名前] ボックスに「cmd」と入力し、[OK] をクリックします。

  8. 次のコマンドをコピーして、コマンド プロンプトに貼り付けます。

    msiexec /qn /i rbs.msi REMOTEBLOBENABLE=1 FILESTREAMPROVIDERENABLE=1 DBNAME=<ContentDbName> FILESTREAMSTORENAME=FilestreamProvider_1 ADDLOCAL=EnableRBS,FilestreamRunScript DBINSTANCE=<DBInstanceName>>
    

    ここで、<ContentDbName> にはコンテンツ データベース名を指定し、<DBInstanceName> には SQL Server インスタンス名を指定します。処理は約 1 分以内に完了します。

RBS データ ストアをテストするには

  1. 任意の Web サーバーにあるドキュメント ライブラリに接続します。

  2. 100 キロバイト (KB) 以上のファイルをそのドキュメント ライブラリにアップロードします。

  3. RBS データ ストアが置かれているコンピューターで、[スタート] ボタン、[コンピューター] の順にクリックします。

  4. RBS データ ストア ディレクトリに移動します。

  5. $FSLOG フォルダー以外で、変更日が最も新しいフォルダーを見つけます。このフォルダーを開いて、変更日が最も新しいファイルを見つけます。このファイルのサイズと内容が、アップロードしたファイルと同じであることを確認します。同じでない場合は、RBS が正しくインストールされて有効になっていることを確認してください。

See Also

Concepts

RBS の概要 (SharePoint Foundation 2010)
コンテンツをリモート BLOB ストレージ (RBS) 内または RBS 外に移行する (SharePoint Foundation 2010)