タイマー ジョブの状態を表示する (SharePoint Server 2010)

 

適用先: SharePoint Foundation 2010, SharePoint Server 2010

トピックの最終更新日: 2014-09-29

タイマー ジョブは、Microsoft SharePoint Server 2010 用に特定の Windows サービスを実行します。タイマー ジョブには、実行するサービスの定義が含まれ、開始するサービスの頻度が指定されます。Windows SharePoint Services Timer v4 Service (SPTimerV4) によってタイマー ジョブが実行されます。SharePoint Server 2010 の多くの機能は、タイマー ジョブを利用して、スケジュールに従ってサービスを実行します。サーバーの全体管理 Web サイトまたは Windows PowerShell を使用すると、実行されたタイマー ジョブの状態を表示できます。

この記事の内容

  • サーバーの全体管理を使用してタイマー ジョブの状態を表示するには

  • Windows PowerShell を使用してタイマー ジョブの状態を表示するには

サーバーの全体管理を使用してタイマー ジョブの状態を表示する

サーバーの全体管理を使用してタイマー ジョブの状態を表示できます。

サーバーの全体管理を使用してタイマー ジョブの状態を表示するには

  1. この手順を実行しようとしているユーザー アカウントが、SharePoint のファーム管理者グループのメンバーであることを確認します。

  2. [サーバーの全体管理] ホーム ページで、[監視] をクリックします。

  3. [監視] ページの [タイマー ジョブ] セクションで、[ジョブ状態の確認] をクリックします。

  4. タイマー ジョブの状態は、[スケジュール済]、[実行中]、および [履歴] の 3 つのグループに分かれます。タイマー ジョブの状態データ行のページを移動するには、これらのグループの下部にあるページ移動矢印をクリックします。

  5. 特定グループのタイマー ジョブの状態を表示するには、グループのタイトルをクリックします。または、サイド リンク バーで、[スケジュール済みのジョブ]、[実行中のジョブ]、または [ジョブ履歴] をクリックします。

Windows PowerShell を使用してタイマー ジョブの状態を表示する

Windows PowerShell を使用してタイマー ジョブの状態を表示できます。

Windows PowerShell を使用してタイマー ジョブの状態を表示するには

  1. 次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。

  2. [スタート] メニューの [すべてのプログラム] をクリックします。

  3. [Microsoft SharePoint 2010 製品] をクリックします。

  4. [SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。

  5. Windows PowerShell のコマンド プロンプト (PS C:\>) に次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。

    Get-SPTimerJob [-Identity <Timer job name...>] | Format-Table -Property DisplayName,Id,LastRunTime,Status

    Identity パラメーターの値を使用して、タイマー ジョブを指定できます。Identity パラメーターを使用しないと、すべてのタイマー ジョブが返されます。

    特定のタイマー ジョブの履歴を表示するには、以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    (Get-SPTimerJob [-Identity <Timer job name...>]).HistoryEntries | Format-Table -Property Status,StartTime,EndTime,ErrorMessage

詳細については、「Get-SPTimerJob」を参照してください。

注意

コマンドライン管理タスクを実行するときには Windows PowerShell を使用することが推奨されています。Stsadm コマンドライン ツールは推奨されていませんが、製品の以前のバージョンとの互換性をサポートするために含まれています。

See Also

Concepts

監視の概要 (SharePoint Server 2010)