Word Automation Services のトラブルシューティング
適用先: SharePoint Server 2010
トピックの最終更新日: 2016-11-30
この記事では、変換アイテムまたはシステムのレベルで発生する可能性のあるエラーが Word Automation Services によってどのように処理されるかを説明し、これらのエラーを解決するための一般的なトラブルシューティング手順も説明します。
この記事の内容
潜在的なシステム障害への Word Automation Services の対応
失敗した変換のトラブルシューティング方法
特定のイベントのトラブルシューティング方法
SharePoint Server 2010 について Word Automation Services のイベントがない既知の障害
潜在的なシステム障害への Word Automation Services の対応
潜在的なシステム障害についてシステム管理者にいくつかの方法で通知されます。たとえば、次のような方法があります。
ファイルが正常に変換されないときにユーザーが気付いた障害またはイベントをシステム管理者に知らせます。たとえば、変換時にユーザーにメッセージを表示し、システム管理者に連絡するように促します。
障害が検出されたサーバーで、"Word Automation Services" のソースをリストする Windows イベントが発生します。
使用可能であれば、System Center Operations Manager (SCOM) によって、Word Automation Services が正常でないことが示されます。
変換ジョブが失敗すると、通常、ソリューションは失敗した変換ごとに ConversionItemInfo.ErrorMessage に表示される文字列を提供し、ファイルに対して必要なアクションを行うようにユーザーに指示します。管理者にとって、ConversionItemInfo.ErrorMessage に入っている情報だけでは潜在的なシステム障害を診断して解決するのに十分ではないこともあります。ConversionItemInfo.ErrorMessage が変換ジョブについて提供する詳細情報の詳細については、「ConversionItemInfo Members (英語)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=196477&clcid=0x411) (英語) を参照してください。
既知のシステム障害の場合、Word Automation Services は障害が検出されたサーバー上で Windows イベントも生成します。イベントは管理者が個々のシステム障害を診断して解決するためのものです。各イベントには、管理者のさらなる調査を必要とする多くの情報が含まれていることがあります。イベントがエンド ユーザーに表示されることはありません。
イベントは生成元のサーバー上に存在します。イベントを表示するには、そのサーバーのイベント ビューアーにアクセスします。イベント ソースが "Word Automation Services" になっているイベントを検索してください。また、SCOM コンソールを使用して、ファーム全体で生成されたイベントを 1 つのビューにまとめることもできます。SCOM は、Word Automation Services およびこのサービスを実行しているサーバーの正常性を示す情報を提供します。
Word Automation Services の一貫した中断もシステム障害を示している可能性があります。トラブルシューティングの詳細については、「失敗した変換のトラブルシューティング方法」を参照してください。
失敗した変換のトラブルシューティング方法
このセクションでは、失敗した変換のトラブルシューティングの手順を説明します。
変換対象のファイルが次の条件を満たしていることを確認します。
ファイルの種類によってブロックされない
パスワードで保護されていない
IRM を開く必要がない
使用している SharePoint Server 2010 用の Word Automation Services のバージョンでサポートされている種類である
ConversionJobItem.ErrorCode が 131182 の場合、ファイルが破損している可能性が高いでしょう。ErrorCode が 131182 でない場合は、ErrorCode とそれに対応する Word Automation Services の ConversionItemInfo.ErrorMessage 文字列とを対照して、ファイルが破損していないことを確認してください。それから変換アイテムの障害を解決するための手順を実行してしてください。また、管理者はクライアント バージョンの Microsoft Word でファイルを開いて保存してみることができます。ファイルが破損している場合は、そうすることによって破損が解消されたり、ファイルが修復されたりします。それから変換のためにファイルを再度送信してください。
ファイルが有効なものであるのに変換がまた失敗する場合は、個々のサーバーのイベント ログに対するポーリングを開始して、イベント ソースが Word Automation Services になっているイベントを探します。Windows のシステム イベントは、イベント ビューアーを使用して表示できます。あるいは、SCOM を使用して、ファーム内のすべてのサーバーのイベントを集約して表示することもできます。Word Automation Services イベントの数が異常に多い場合、それは複数のファイル変換で検出された障害状況を示している可能性があります。イベントの種類ごとにイベント メッセージで指定されたトラブルシューティング手順を実行し、問題を解決するために必要なアクションを実行てください。
注意
サーバーの全体管理の [診断ログ] ページで、[Word Automation Services] カテゴリに対して [イベント ログの記録対象となる重要度の最も低いイベント] が設定されていないか、警告またはそれより低い重要度 (情報や詳細) に設定されていることを確認してください。そうなっていないと、Word Automation Services によって重要な一部のイベントが生成されない可能性があります。
イベント メッセージと指示されたアクションが問題の解決につながらない場合は、「特定のイベントのトラブルシューティング方法」を参照してください。
イベント メッセージの指示と「特定のイベントのトラブルシューティング方法」では問題を解決するのに十分でないか、または生成されたイベントがない場合は、関係するサーバーの ULS トレース ログを調べて、その問題に関する情報を収集してください。
トラブルシューティングのためにこれらのログを準備するには、サーバーの全体管理の [診断ログ] ページで、[Word Automation Services] カテゴリに対して [トレース ログの記録対象となる重要度の最も低いイベント] を設定します。
警告
詳細 (Verbose) トレースをオンにすると、すべてのアプリケーション サーバーのパフォーマンスに影響を与えます。トラブルシューティングが完了したら、[トレース ログの記録対象となる重要度の最も低いイベント] の設定を [中] に戻してください。
詳細トレースをオンにし、負荷がかかった状態で Word Automation Services をテストして、検出された障害が明らかになるようにします。障害が発生したら、障害が発生したサーバーの ULS トレース ログをテキスト エディターで開きます。通常、トレース ファイルは非常に大きいので (たとえば、運用環境では数ギガバイトになります)、ダウンロードして開いて調べるためには長時間を要する可能性があります。トレースの Word Automation Services 領域によってトレース ログをフィルター処理してください。
トレース ログ エントリ ("トレース" とも呼ばれます) の質と読みやすさはさまざまです。トレースはローカライズされていません。また、必ずしも外部使用を意図しているわけではありません。トレース ログには、ファイル変換アイテムや変換ジョブに関して、少量ながら個人を特定できる情報が含まれていることがあります。
通常、ULS トレース ログは各サーバーの %COMMONPROGRAMFILES%\Microsoft Shared\Web Server Extensions\14\LOGS に格納されています。
上述の手順で解決に至らない場合は、マイクロソフト サポート オンライン (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=15029&clcid=0x411) Web サイトにアクセスし、サポート担当者に連絡して、問題の診断と解決に役立つ情報を入手してください。
特定のイベントのトラブルシューティング方法
このセクションでは、特定の障害状況に関してログに記録されるイベントを列挙し、それらのイベントの原因を説明し、各エラーの解決手順を示します。
注意
システム障害が発生すると、イベント ID が 80 で始まるイベントが非常に高い頻度で生成される可能性があります。これらのイベントは、その障害に行き当たる変換が試みられるたびに生成されます。Microsoft SharePoint Server 2010 の既定の設定では、同じサーバーで同じ ID のイベントが 2 分間に 6 つ以上生成されることを防止しています。この既定設定は、持続的なエラー状況でログに記録されるイベントの数を減らす効果があります。Windows イベント ログで、80 で始まるイベント ID を表示すると、すぐ後ろに SharePoint Server イベント ID 2159 が続く、同じ ID のイベントが 5 つ見つかることがあります。イベント 2159 のメッセージを見ると、どのイベントが抑制され、何回抑制されたかがわかります。
注意
Microsoft System Center Operations Manager 2007 用の SharePoint Server 2010 管理パックには、SCOM モニターが含まれています。SCOM モニターは、各 Windows イベントを検出し、Word Automation Services に関する正常性情報を管理者にわかりやすく示します。SCOM モニターの詳細については、「Microsoft SharePoint 2010 Products (Beta) Management Pack」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=196473&clcid=0x411) を参照してください。
イベント 8004 および 8005: PDF/XPS コンバーター '[ファイルのパスと名前]' がファイルの変換に失敗しました
Word Automation Services には、ファイルを XPS と PDF の両方のファイル形式に変換するための既定のコンバーターが含まれています。Word Automation Services はサード パーティのコンバーターもサポートしています。サード パーティのコンバーターには、予測できない仕方でファイル変換の失敗を引き起こすバグが含まれている可能性があります。サード パーティのコンバーターが失敗すると、Word Automation Services は、この 2 つのイベントの一方を生成します。
| イベント ID | イベント メッセージ文字列 | 関連メッセージ ID | 追加情報 |
|---|---|---|---|
8004 |
PDF コンバーター '[ファイルのパスと名前]' がファイルの変換に失敗しました。このコンポーネントのベンダーに問い合わせて、最新バージョンの有無を確認してください。問題が解決されない場合は、サードパーティの PDF コンバーターをアンインストールして再発を回避してください。 |
131183 |
ログ名: アプリケーション ソース: Word Automation Services イベント レベル: エラー |
8005 |
XPS コンバーター '[ファイルのパスと名前]' がファイルの変換に失敗しました。このコンポーネントのベンダーに問い合わせて、最新バージョンの有無を確認してください。問題が解決されない場合は、サードパーティの XPS コンバーターをアンインストールして再発を回避してください。 |
131184 |
ログ名: アプリケーション ソース: Word Automation Services イベント レベル: エラー |
さらに、Word Automation Services は変換アイテムのエラー メッセージを次のように設定します。
| メッセージ ID | ConversionItemInfo.ErrorMessage 文字列 | 関連イベント ID |
|---|---|---|
131183 |
サード パーティの PDF コンバーターでエラーが発生しました。システム管理者に問い合わせてください。 |
8004 |
131184 |
サード パーティの XPS コンバーターでエラーが発生しました。システム管理者に問い合わせてください。 |
8005 |
解決方法
これらの種類の障害が発生した場合は、次の手順に従ってコンバーターを更新します。
コンバーターのベンダーから該当する PDF コンバーターまたは XPS コンバーターの最新の DLL を入手します。
ファーム内の各アプリケーションの %COMMONPROGRAMFILES%\Microsoft Office Servers\14.0\WebServices\WordServer\Core にある古い DLL を新しい DLL で上書きします。
その DLL が正常に動作すれば、新たに行う変換は成功するはずです。
入手できる更新プログラムをすべて適用した後もサード パーティのコンバーターで失敗が続く場合は、サード パーティのコンバーターをアンインストールし、既定のコンバーターを使用します。
%COMMONPROGRAMFILES%\Microsoft Office Servers\14.0\WebServices\WordServer\Core から PDF コンバーターまたは XPS コンバーターの DLL を削除します。
これで新たに行う変換は成功するはずです。
それでもファイルが変換されない場合は、ファイルが破損しているか有効なものでない可能性が高いでしょう。この場合は、次のことを試みてください。クライアント バージョンの Word でファイルを開き、再保存し、変換のために再送信します。
イベント 8010: Office クライアントまたは Word Services の新しいバージョンを使用して作成したファイルが検出されました
イベント 8010 が生成されるのは、現在インストールされている Word Automation Service のバージョンよりも新しいバージョンの Microsoft Word で保存されたファイルを Word Automation Service が検出したときです。文書の内容によっては、結果として変換の品質が低下することがあります。このイベントが生成された場合は、イベント メッセージのリンクに従って、できるだけ速やかに Word Automation Services をアップグレードしてください。
注意
このイベントは必ずしも変換の失敗を示しているわけではありません。そのため、このイベントに関連するエラー メッセージ ID はありません。
| イベント ID | イベント メッセージ文字列 | 関連メッセージ ID | 追加情報 |
|---|---|---|---|
8010 |
Office クライアントまたは Word Services の新しいバージョンを使用して作成したファイルが検出されました。https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=157217&clcid=0x411 にアクセスしてください |
該当なし |
ログ名: アプリケーション ソース: Word Automation Services イベント レベル: エラー |
解決方法
最新の Word Automation Services コンバーターを「Microsoft SharePoint 2010 SDK」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=157217&clcid=0x411) からダウンロードします。
指示に従って新しいコンバーターをインストールします。
ファイルを変換します。ファイルは可能な最良の品質で変換されます。Word Automation Services コンバーターの更新が必要になるファイルが検出されない限り、このイベントは生成されません。
イベント 8012: 指定した言語に対応するローカライズ版コンポーネントを読み込めませんでした
変換アイテムが失敗すると、ConversionItemInfo.ErrorCode とそれに対応する ConversionItemInfo.ErrorMessage が生成されます。エラー メッセージは変換ジョブを送信したユーザーが読んでわかるように配慮されています。エラー メッセージは変換ジョブを送信したユーザーのブラウザー言語にローカライズされます。しかし、ユーザーのブラウザー言語に対応する言語パックがサーバー ファームのアプリケーション サーバーにない場合は、エラー メッセージをユーザーのブラウザー言語で表示できません。このイベントが生成されるのは、失敗した変換アイテムに関してこの状況が生じたときです。エラー メッセージ自体は表示されますが、代わりにファームの既定の言語で表示されます。
| イベント ID | イベント メッセージ文字列 | 関連メッセージ ID | 追加情報 |
|---|---|---|---|
8012 |
指定した言語に対応するローカライズ版コンポーネントを読み込めませんでした。必要な言語パックがインストールされており、適切に構成されていることを確認してください。 |
該当なし |
ログ名: アプリケーション ソース: Word Automation Services イベント レベル: エラー |
解決方法
- 必要な SharePoint Server 2010 言語パックをダウンロードして展開します。詳細については、「言語パックを展開する (SharePoint Server 2010)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=141342&clcid=0x411) を参照してください。
イベント 1001: SQL データベースのアクセス エラーです。エラー コード: %1、エラー メッセージ: %2、エラー リンク: %3
通常、Word Automation Services のシステム障害は、このサービスが文書キューと通信するときに検出されます。各ファイル変換プロセスにおいて、サービスと文書キューとの間で複数の通信が行われます。障害が発生すると、SQL Server は SQLException エラーと大量の関連情報を生成します。SQL Server によって SQLException エラーが生成された場合、Word Automation Services は文書キューと通信するときに SQLException エラーを検出し、このイベントを生成します。
| イベント ID | イベント メッセージ文字列 | 関連メッセージ ID | 追加情報 |
|---|---|---|---|
1001 |
SQL データベースのアクセス エラーです。エラー コード: %1、エラー メッセージ: %2、エラー リンク: %3。 |
6、7 |
ログ名: アプリケーション ソース: Word Automation Services イベント レベル: 重大 |
このイベント メッセージには、SQLException のプロパティのサブセットが含まれています。管理者はこの情報を、Word Automation Services と文書キューとの通信時に検出された障害のトラブルシューティングに利用できます。これらのパラメーターを以下に示します。
| 名前 | MSDN の説明 |
|---|---|
ErrorCode |
エラーの HRESULT を取得します。(ExternalException から継承されます。) |
HelpLink |
この例外に関連付けられているヘルプ ファイルへのリンクを取得または設定します。(Exception から継承されます。) |
Message |
オーバーロードされます。 |
次に示すのは、文書キュー データベースが削除または名前変更された場合に Word Automation Services が生成するイベント メッセージの例です。
SQL データベースのアクセス エラーです。エラー コード: 0x80131904、エラー メッセージ: オブジェクト名 'dbo.ConversionItemQueue' が無効です、エラー リンク: なし。
エラー コード (SqlException.ErrorCode) は、SQL Server コードで、Word Automation Services に固有のものではありません。SQL Server コードを使用して、この障害を既存の SQL Server トラブルシューティング情報に関連付けることができます。
エラー メッセージ (SqlException.Message) は、SQL Server 固有の文字列で、人が判読できる情報が含まれており、エラーの説明および関係するデータベースが記されています。管理者は、SQL Server トラブルシューティング ヘルプで推奨されているように、この文字列で参照されているデータベースを保守しているサーバーを調べてください。
エラー リンク (SqlException.HelpLink) は、SQL Server 固有のリンクで、SQL Server の詳しいヘルプ情報へのリンクです。
解決方法
イベント メッセージに含まれているエラー コード、エラー メッセージ、およびエラー リンクを書き留めます。
この情報を SQL Server エラーのトラブルシューティングに利用します。SQL Server エラー コードのトラブルシューティング方法については、「SQL Server サポート ページ」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=196474&clcid=0x411) を参照してください。
イベント 1002: サービス アプリケーション '%2' のタイマー ジョブ '%1' がアクティブでないため、変換ジョブが実行されない可能性があります
Word Automation Service のタイマー ジョブは、キュー内のジョブ アイテムを処理してアプリケーション サーバーに配布します。タイマー ジョブが動作していないと、キュー内のジョブ アイテムの変換が開始されません。タイマー ジョブがアクティブでないときに新しいジョブが送信された場合、イベント 1002 が生成されます。具体的には、次の条件の 1 つ以上が当てはまる場合に生成されます。
タイマー ジョブがオンラインでない。これはジョブ定義が適切になされていない場合に起こります。
タイマー ジョブが無効化されている。これは管理者がサーバーの全体管理の [タイマー ジョブの編集] ページでタイマー ジョブを無効にした場合に起こります。
サーバーの全体管理での現在の設定に従って、タイマー ジョブが 2 つのスケジュールされた実行を省略した。
OWSTimer サービスがオフになっているなどの外部的な問題により、タイマー ジョブがスケジュールされた実行を省略している。OWSTimer は SharePoint Timer Service です。
注意
SharePoint Server が、このエラー状態を処理して、このイベントを生成するのに、およそ 90 分を要する場合があります。
| イベント ID | イベント メッセージ文字列 | 関連メッセージ ID | 追加情報 |
|---|---|---|---|
1002 |
サービス アプリケーション '%2' のタイマー ジョブ '%1' がアクティブでないため、変換ジョブが実行されない可能性があります。 |
該当なし |
ログ名: アプリケーション ソース: Word Automation Services イベント レベル: 警告 |
このイベント メッセージには、実行されていないタイマー ジョブの名前と、そのタイマー ジョブに関連付けられたサービス アプリケーションの名前が含まれています。次に示すのは、このイベントのメッセージの例です。
"サービス アプリケーション 'Word Automation Service アプリケーション' のタイマー ジョブ 'e39db2de-1b89-4f74-91da-5da998df0a9c' がアクティブでないため、変換ジョブが実行されない可能性があります。"
解決方法
Word Automation Services のタイマー ジョブを有効にします。
サーバーの全体管理のホーム ページで、[監視] をクリックします。
[監視] ページの [タイマー ジョブ] で、[ジョブの定義] をクリックします。
Word Automation Services のタイマー ジョブがスケジュールされたタイマー ジョブかどうかに注意してください。
Word Automation Services のタイマー ジョブのスケジュールの種類が無効になっている場合は、[Word Automation Services のタイマー ジョブ] をクリックします。
[タイマー ジョブの編集] ページで、[有効] をクリックします。
タイマー ジョブが実行されると、キュー内のジョブの変換が開始されます。
Word Automation Services のタイマー ジョブがスケジュールされたタイマー ジョブでない場合、Word Automation Services がインストールされていないか、または適切にインストールされていません。
SharePoint Server 2010 について Word Automation Services のイベントがない既知の障害
Word Automation Services は、次に示す既知の障害状況については固有の Windows イベントを生成しません。
SharePoint Server によって SPException (英語) (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=196475&clcid=0x411) (英語) が生成される障害。
SQL Server または SharePoint Server によって UnauthorizedAccessException (英語) (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=196476&clcid=0x411) (英語) が生成される障害。
例: コンテンツ データベースにアクセスするためのユーザーの権限の変更。
Word Automation Services サービスだけでなく、サーバー全体に影響する障害。このような障害は、Windows および SharePoint Server で検出され、明らかにされます。
例: ディスクの空き容量の不足。