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Lync Server 2010 と連動させるための Microsoft Exchange のユニファイド メッセージングの構成

 

トピックの最終更新日: 2012-10-13

important重要:
Microsoft Exchange Server ユニファイド メッセージング (UM) を使用して、通話応答、Outlook Voice Access、または自動応答サービスをエンタープライズ VoIP ユーザーに提供する場合は、「計画」のドキュメントの「内部設置型 Exchange ユニファイド メッセージング統合」の情報を参照して、このセクションの手順に従ってください。

エンタープライズ VoIP と連動するように Exchange Server ユニファイド メッセージングを構成する手順は、次の作業で構成されます。

  • Microsoft Exchange Server ユニファイド メッセージングを実行しているサーバーでの証明書の構成

  • 1 つ以上の UM SIP URI ダイヤル プランと、必要に応じて、そのサブスクライバー アクセス用の電話番号を作成してから、対応する Lync Server のダイヤル プランを作成します。

  • exchucutil.ps1 スクリプトを使用して、以下のタスクを実行します。

    • UM IP ゲートウェイを作成します。

    • UM ハント グループを作成します。

    • UM Active Directory ドメイン サービス (AD DS) オブジェクトの読み取りアクセス許可を Lync Server に付与します。

  • UM 自動応答オブジェクトの作成

  • サブスクライバー アクセス オブジェクトの作成

  • 各ユーザーの SIP URI を作成し、ユーザーを UM SIP URI ダイヤル プランに関連付けます。

要件と推奨事項

開始する前に、このセクションのドキュメントでは、以下の Exchange サーバーの役割を展開していることを前提とします。ハブ トランスポート、クライアント アクセス、メールボックス、およびユニファイド メッセージング。

Microsoft Exchange Server 2007 Service Pack 1 (SP1) の展開の詳細については、Exchange Server 2007 TechNet ライブラリ (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=129672&clcid=0x411) を参照してください。

Microsoft Exchange Server 2010 の展開の詳細については、Exchange Server 2010 TechNet ライブラリ (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=186202&clcid=0x411) を参照してください。

以下の点にも注意してください。

  • Exchange UM を複数のフォレストにインストールした場合は、各 UM フォレストに対して Exchange の統合ステップを実行する必要があります。 また、各 UM フォレストは、Lync Server が展開されているフォレストを信頼するように構成し、Lync Server が展開されているフォレストは、各 UM フォレストを信頼するように構成する必要があります。

  • 統合ステップは、Exchange Server ユニファイド メッセージングを実行しているサーバーと、Lync Server を実行しているサーバーの両方で実行します。 Exchange Server ユニファイド メッセージングの統合ステップを実行してから、Lync Server の統合ステップを実行してください。

    note注:
    実行する統合ステップ、サーバー、および管理者の役割の組み合わせについては、「内部設置型ユニファイド メッセージングおよび Lync Server 2010 を統合するための展開プロセス」を参照してください。

Exchange UM を実行している各サーバーに、以下のツールが用意されている必要があります。

  • Exchange 管理シェル

  • exchucutil.ps1 スクリプト。このスクリプトは以下のタスクを実行します。

    • 各 Lync Server の UM IP ゲートウェイを作成します。

    • 各ゲートウェイのハント グループを作成します。 各ハント グループのパイロット ID によって、ゲートウェイに関連付けられているフロントエンド プールまたは Standard Edition サーバーで使用される UM SIP URI ダイヤル プランが指定されます。

    • Active Directory ドメイン サービス (AD DS) の Exchange UM オブジェクトの読み取りアクセス許可を Lync Server に付与します。