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更新プログラムのチェック

 

トピックの最終更新日: 2012-05-21

デバイスが再起動するときに、更新プログラムの有無がチェックされます。再起動時に更新プログラムのチェックが始まらない場合は、ログオン後に更新プログラムがチェックされます。更新プログラムは、Web サービス上のデバイス更新ファイル ストアに抽出されます。デバイスからデバイス更新 Web サービスに現在のバージョン情報が送信され、デバイス更新 Web サービスはそのデバイスの種類に対応する新しい更新プログラムの有無をチェックします。新しい更新プログラムが存在する場合、デバイス更新 Web サービスは更新プログラムのパスを送信します。デバイスはその場所から更新プログラムをダウンロードし、5 分間待機してから更新プログラムを適用します。デバイス ログの場所の詳細については、「デバイスの更新」を参照してください。

問題 1: デバイスからデバイス更新 Web サービスに接続できない

問題: デバイスからデバイス更新 Web サービスに接続できず、更新プログラムをダウンロードする必要があるというエラーが表示されています。

解決方法: デバイス更新 Web サービスが利用できるかどうかを確認します。Web ブラウザーを開いて、デバイス更新 Web サービスのパス「http://ucupdates-R2.<SIP ドメイン>:443/RequestHandler/ucdevice」を入力します。接続できない場合は、デバイス更新 Web サービスをホストしているインターネット インフォメーション サービス (IIS) Web サーバーに問題があるので、それを解決する必要があります。また、デバイスのログ ファイルをデバイス更新 Web サービスのログ ファイル ストアにアップロードし、ログ ファイルを調べて、デバイスがどのアドレスに接続を試みているかを確認することもできます。

接続できる場合は、デバイス更新 Web サービスのアドレスがドメイン ネーム システム (DNS) で正しく公開されているかどうかを確認します。これを行うには、Windows を実行しているコンピューターでコマンド プロンプトを開き、「nslookup <デバイス更新 Web サービスのパス>」と入力します。コマンドが失敗する場合は、DNS にレコードが登録されていません。組織の DNS の設定を確認してください。

問題 2: 指定されたパスにデバイスの更新プログラムが見つからない

問題: デバイス更新 Web サービスに指定された場所から更新プログラムをダウンロードできません。

解決方法: デバイスのログ ファイルをデバイス更新 Web サービスのログ ファイル ストアにアップロードし、ログ ファイルを調べて、デバイスがどのパスからダウンロードを試みているかを確認します。Web ブラウザーにパスを入力し、問題が解決するかどうかを確認します。解決しない場合は、デバイス更新 Web サービスで Lync Server 管理シェルを使用して更新プログラムを削除し、もう一度更新プログラムをインポートします。デバイス更新 Web サービスのファイルまたはフォルダー構造の問題であれば、これで解決します。