Lync Server 2010 Standard Edition の展開

 

トピックの最終更新日: 2010-11-08

Microsoft Lync Server 2010 Standard Edition の展開では、トポロジ ビルダーを使用して展開するトポロジおよびコンポーネントを定義し、Lync Server 2010 コンポーネントの展開用に環境を整え、Standard Edition サーバーでトポロジ設計をインポートおよび公開する必要があります。またその後、Lync Server 2010 ソフトウェアをインストールし、展開で使用するコンポーネントに応じて構成する必要もあります。

important重要:
Microsoft Lync Server 2010 Enterprise Edition インフラストラクチャをすでに確立しており、Standard Edition サーバーを既存の Lync Server 2010 展開に展開する場合については、「既存の Lync Server 2010 Enterprise への Lync Server 2010 Standard Edition の展開」を参照してください。

このドキュメントでは、起動して実行するために必要な最小限の構成から始めて、Standard Edition の展開方法を順を追って説明します。 ここで説明する初期 Standard Edition トポロジ展開には、以下の環境とコンポーネントが含まれます。

  • 単一のフォレスト、単一の Active Directory ドメイン構造

  • ドメイン ネーム システム (DNS) がある単一のドメイン コントローラーと、エンタープライズ ルート証明機関 (CA)

  • 以下のコンポーネントで構成される Standard Edition サーバー。

    • すべてのデータベース要件を満たす併置 SQL Server データベース。

    • Standard Edition サーバー上の併置仲介サーバーと併置音声ビデオ会議サーバー

次に、このドキュメントでは、オプションのサーバー役割とコンポーネントを初期 Standard Edition 展開に追加する方法について説明します。 それらのオプションのサーバー役割とコンポーネントには、1 つ以上のディレクターと 1 つのスタンドアロン仲介サーバーが含まれます。

Standard Edition サーバーを展開したら、エッジ サーバーなど、他のサーバーの役割や機能を展開して、外部ユーザー アクセスをサポートできます。