割り当てられていない番号の表の構成

 

トピックの最終更新日: 2010-11-05

Microsoft Lync Server 2010 では、組織で有効であるがユーザーや電話に割り当てられていない電話番号に通話の着信があったときの動作を指定できます。 発信者に対してメッセージを流すか、通話を別の場所へ転送するか、あるいはそれらの両方を実行できます。

割り当てられていない番号の表の構成方法はその使用方法によって異なります。組織の有効な内線番号すべて、割り当てられていない内線番号のみ、または両方の種類の番号の組み合わせで、この表を構成できます。割り当てられていない番号の表には、割り当てられている番号と割り当てられていない番号を両方入れることができますが、現在割り当てられていない番号を発信者がダイヤルしたときのみ呼び出されます。有効な内線番号すべてを割り当てられていない番号の表に入れる場合、テーブルを再構成しなくても、ユーザーが組織を離れたとき必ず行う処理を指定できます。割り当てられていない内線番号を表に入れる場合、特定の番号について行う処理を調整できます。たとえば、顧客サービス デスクの内線番号を変更する場合、古い顧客サービス番号を表に入れ、新しい番号を知らせるアナウンスをそれに割り当てることができます。

important重要:
割り当てられていない番号の表を構成する前に、システムにアナウンスが定義されているか、または Exchange ユニファイド メッセージング (UM) の自動応答が設定されている必要があります。
tipヒント:
割り当てられていない番号が発信されると、Lync Server では割り当てられていない番号の表が上から下に検索され、最初に一致した範囲が使用されます。 したがって、最後の手段として実行される処理は、表の最終範囲に指定されている必要があります。