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会議の技術要件

 

トピックの最終更新日: 2011-01-31

Microsoft Lync Server 2010 では、インスタント メッセージング (IM) 会議と Web 会議の機能は、常にフロント エンド サーバーで実行されます。 音声ビデオ会議は、フロント エンド サーバーか、別の音声ビデオ会議サーバーで実行されます。 フロント エンド サーバーと音声ビデオ会議サーバーのハードウェアおよびソフトウェア要件は同じです。

ここでは、これらのサーバーのハードウェアおよびソフトウェア要件と、サポートされている併置について詳細に説明します。

フロント エンド サーバーと音声ビデオ会議サーバーのハードウェア要件

フロント エンド サーバーのハードウェア要件は、Lync Server 2010 のその他の多くのサーバーの役割と同じです。概要については、次の表を参照してください。

フロント エンド サーバーと音声ビデオ会議サーバーのハードウェア要件

ハードウェア コンポーネント 最小要件

CPU

  • 2.0 GHz 以上のデュアル プロセッサ、クアッド コア

  • 2.0 GHz 以上の 4 ウェイ プロセッサ、デュアル コア

メモリ

16 ギガバイト (GB)

ディスク

  • 10K RPM ハード ディスク ドライブ (HDD) (複数スピンドルを推奨)

  • 10K RPM HDD 以上のパフォーマンスを持つハイパフォーマンス ソリッド ステート ドライブ (SSD)

ネットワーク

  • 1 Gbps (ギガビット/秒) のデュアル ネットワーク アダプター (推奨)

  • 1 Gbps の単一ネットワーク アダプター (サポート)

フロント エンド サーバーと音声ビデオ会議サーバーのソフトウェア要件

フロント エンド サーバーの役割は、Lync Server 2010 Enterprise Edition を実行するサーバーにのみ展開できます。

Lync Server 2010 Enterprise Edition のすべての役割 (フロント エンド サーバー、音声ビデオ会議サーバー、ディレクター、仲介サーバー、エッジ サーバー、アーカイブ サーバー、および監視サーバーなど) には、次の 64 ビット オペレーティング システムのうちのいずれかが必要です。

  • Windows Server 2008 R2 Standard オペレーティング システム

  • Windows Server 2008 R2 Enterprise オペレーティング システム

  • Service Pack 2 (SP2) が適用されている Windows Server 2008 Standard オペレーティング システム

  • SP2 が適用されている Windows Server 2008 Enterprise オペレーティング システム

サポートされる配置

フロント エンド サーバーの役割は、A/V 会議サーバーおよび仲介サーバーと共に配置できます。エッジ サーバー、ディレクター、監視サーバー、またはアーカイブ サーバーと共には配置できません。

音声ビデオ会議サーバーが、それ自体のサーバー プール内で分かれている場合は、他のサーバーの役割をそのプール内に併置することはできません。