サイト用の仲介サーバーのピアの定義
トピックの最終更新日: 2011-02-25
このトピックのステップに従い、エンタープライズ VoIP に対して有効化されているユーザーに、PSTN への接続を提供するために仲介サーバーを関連付けることができるピアを、トポロジ ビルダーを使って定義します。 仲介サーバーへのピアには、PSTN ゲートウェイ、IP-PBX、または SIP トランクを構成することで接続するインターネット テレフォニー サービス プロバイダー (ITSP) のセッション ボーダー コントローラー (SBC) が使用できます。
ピアを定義する前に仲介サーバーを定義する必要はありませんが、このセクションの手順は、トポロジ内に少なくとも 1 つのピアが存在する時にスタンドアロン仲介サーバー プールを定義する方法を表しています。
注: |
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このトピックでは、「展開」ドキュメントの「Lync Server 2010 の展開」セクションにある「フロント エンド プールの定義と構成」および「トポロジの公開」で説明されているように、少なくとも 1 つの中央サイトで少なくとも 1 つの内部フロントエンド プールまたは Standard Edition サーバーをセットアップしていることを前提としています。また、インフラストラクチャが「エンタープライズ VoIP のソフトウェア前提条件」および「エンタープライズ VoIP のセキュリティおよび構成の前提条件」で説明されている前提条件を満たしているかどうかを確認済みであることも前提としています。 |
仲介サーバーのピアを定義するには
トポロジ ビルダーを以下の手順で起動します。[スタート]、[すべてのプログラム]、[Microsoft Lync Server 2010]、[Lync Server トポロジ ビルダー] の順にクリックします。
[PSTN ゲートウェイ] ノードを右クリックし、[新規 PSTN ゲートウェイ] をクリックします。
[新規 IP/PSTN ゲートウェイの定義] ダイアログ ボックスで、ピアの FQDN または IP アドレスを入力します。
注: トランスポートの種類として TLS を指定する場合、仲介サーバーのピアの IP アドレスの代わりに、FQDN を指定する必要があります。 [IP/PSTN ゲートウェイのリッスン ポート] で、ゲートウェイ、PBX、または SBC が仲介サーバーからの SIP メッセージに使用するリッスン ポートを入力します。 (PSTN ゲートウェイ、PBX または SBC の場合、TCP の既定ポートは 5066、TLS の既定ポートは 5067 です。 ブランチ サイトの存続可能ブランチ アプライアンスの場合、TCP の既定ポートは 5081、TLS の既定ポートは 5082 です。)
[SIP 転送プロトコル] でピアが使用する転送タイプをクリックし、[OK] をクリックします。
注: セキュリティ上の理由により、TLS を使用可能な仲介サーバーのピアを展開することを強くお勧めします。
重要: |
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次のステップに進む前に、定義されたピアが実行中で、指定した FQDN または IP アドレスを使用していることを確認してください。 |
次に、「展開」のドキュメントの「トポロジ設計の完了と実装」セクションにある「トポロジの公開」の手順に従って、ピアをトポロジに追加します。Lync Server を実行するサーバーのファイルのインストールにデータを使用できるように、トポロジ ビルダーでトポロジを作成または変更する度にトポロジを公開する必要があります。