計画ツールを使用したトポロジの設計

 

トピックの最終更新日: 2011-01-31

Microsoft Lync Server 2010、計画ツールは、設計する Microsoft Lync Server 2010 トポロジに関する質問を行う、ウィザード ベースのインタビュー形式のツールです。 計画ツールは、入力された情報と、トポロジ設計および処理能力の望ましい実践例を組み合わせて、入力された回答に基づいて推奨トポロジを提示します。

計画ツールの最終的な目標は、完全な Lync Server 2010 トポロジを設計する際の潜在的な複雑さを簡単にすることです。 このツールでは、(Microsoft TechNet Webサイトにインターネット接続できる場合は) ツール内で計画および展開ドキュメントへのコンテキスト参照も利用できます。

インフラストラクチャの TCP/IP アドレスおよび完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用してトポロジをカスタマイズすると、計画ツールでドメイン ネーム システム (DNS) の名前付け、ファイアウォール規則、証明書その他を含む一連のレポートを利用できるようになります。

また、計画ツールでは次の 3 つの形式で情報をエクスポートできます。

  • Microsoft Excel 2010 (推奨) または Excel 2007

  • Microsoft Visio 2010 (推奨) または Visio 2007

  • Lync Server 2010トポロジ ビルダー

計画ツールはトポロジ ビルダーに設計をエクスポートできるため、テスト環境や実稼動で、簡単なトポロジから複雑なトポロジまで視覚的に定義および構築し、トポロジ ビルダーにエクスポートして、Lync Serverを公開および展開する準備を行うことができます。 また、新しい展開オプション (追加サイトなど) が必要な場合に、計画ツールを使用して設計を調整および拡張できます。 既存のトポロジを再度読み込んで、新しい機能、サイト、サーバーなどを設計し、トポロジ ビルダーにエクスポートすることで、ほとんどの設計セッションでの意思決定が簡単になります。

次のトピックでは、計画ツールの概要および詳細、トポロジの例、およびトポロジ ビルダーへのトポロジのエクスポートについて説明します。 トポロジ ビルダーに関するトピックでは、Lync Server を実行するコンピューターへのトポロジの公開準備で必要な、最終調整および編集について説明します。